都合のいい女性と献身的な女性って何が違うの?
彼に献身的にしようと思うと、都合のいい女性になってしまっている気がするんだけど、これはどう違うんですか?
献身的な女性と都合のいい女性、一見似ているようで全く違うこの二人を解説していきます。
都合のいい女性とは
「彼の自分に対する扱いが雑」にも関わらず、なんでもしてあげる女性のことです。
例えば、普段は女性に優しい言葉をかけるでもなく、愛情を示すでもなく、大事にしている感を出すでもないのに「今から会える?(今からHできる?)」と唐突に言われても二つ返事でOKしてすぐにセックスさせてあげている女性などがこれにあたります。
私の話をちゃんと聞いてくれない。
私が具合が悪くても心配してくれない。
私が落ち込んでいても寄り添ってくれない。
私に悲しいことがあっても慰めてくれない。
会いたいと言っても忙しい。とだけで時間を作ろうとしない。
など彼からは何も女性に与えることはないが、彼が求めるものには全て答えている。
これぞまさに都合のいい女性そのものです。
一方的に彼に与えているように感じている女性は要注意です。
「彼にしてあげている行為」の背景は、「彼に嫌われたくなくて」「彼に好かれたくて」必死な気持ちがあるでしょう。
でもその行為は報われるどころか彼は感謝一つしてくれません。
もっと厳しい言い方をすると、彼の欲求を満たすための存在でしかありません。
繰り返せば繰り返すほど、都合のいい女認定されるループになります。
献身的な女性とは?
大前提として、「彼とは想い合っている状態」というベースがあれば、何かをしてあげることが「都合のいい女」にはなりません。
きちんと彼からの愛情を感じている上で彼に何かをしてあげることは悪いことにはならない。
そういう意味では、都合のいい女性と献身的な女性の行動自体に大きな差はないといえます。
そもそも、彼からの愛情なども日頃から十分受け取っていて、自分も彼を支えたいと思えている関係において「献身的な行動」は、「いつも私ばかりが尽くしてる…」という感情には繋がりません。
違う場面や違うシチュエーションで彼からの愛情を受け取っているため、彼に何かをしてあげても「私ばっかり…」という考えが浮かばないはずなのです。
具体的な行動で「都合のいい」と「献身的」を比較してみましょう
①A男さんとB子さんは現在遠距離中だとします。
距離がある中、A男さんからB子さんに連絡が来ることはなく、いつもB子さんから連絡している状態。
LINEの返信もあったりなかったりで「うん。」「へー。」などと素っ気ない。
先日B子さんが体調を崩した時も、心配するような様子は全くなく「体調良くなったら教えて。」のみ。
そしてA男さんは仕事も忙しくない様子で自由な時間もあり、ある程度のお金もある。
なのに、定期的に会いたいB子さんは自分で新幹線代を出して、せっせとA男さんのもとへ行っている。
A男さんは遠くからきているB子さんに毎回夜の2時間ほどしか時間を作らず、コトが終わるとさっさと帰る。彼に嫌われたくないB子さんはデート時間が短いことを寂しく感じるが、「私は大丈夫だよ」と笑顔で伝えるようにしている。
このB子さんが、せっせと彼のもとへ通っていることや、「私は平気」と笑顔で対応していることは献身的な女性としての行動ではなく「彼に便利に使われている行動」となります。
②C男さんとD子さんは現在遠距離中。
距離がある中でも二人負担にならない範囲で連絡を取り合っている。C男さんは現在仕事が非常に忙しく、LINEの返信もあったりなかったりするが、先日D子さんが仕事でトラブった際には電話で親身に話を聞いてくれた。
C男さんは仕事に追われている状態で、お金に余裕はあるが、毎日の残業で時間に余裕はなさそう。
時々D子さんに弱さを見せたり愚痴を吐くこともある。
最近会う時は、忙しい彼を考慮してD子さんがC男さんのところに会いに行っている。
デート当日のC男さんは極力時間を作ろうと努力してくれているが、時間が取れる時とどうしても時間が短くなってしまうことも。
D子さんは時間が短いことに少し寂しさを感じることもあるが、「仕事なんだから仕方ないよ。私は全然大丈夫だよ」と笑顔で伝えるようにしている。
このD子さんが彼のもとへ最近は毎回行っていることや、「私は平気だよ」と笑顔で対応していることは献身的な女性としての対応。今後も便利な都合の良い女性として扱われることはないでしょう。
上記の二つのケースは、二人の背景や想いこそ違うものの、男性と女性の行動は全く同じですよね?
つまり、都合のいい関係か、献身的に支えあえる関係かは二人の関係性と背景によって決まるのです。
面倒見の良い女性が都合のいい女性に陥りやすい注意点
都合がいい関係か、献身的な関係かは二人の関係性と背景によると言いましたが、
「都合がいい女性」に陥りやすい女性も存在しているので、以下が当てはまる女性は気を付けてくださいね。
彼がまだ望んでいないことを先回りしてなんでもやってあげる。
まだお腹がすいたと言っていない彼に「お腹すいた?なんか作ろうか?」
まだ悩みを打ち明けてない彼に対して「なんか困ってることある?手伝おうか?」「大丈夫?私にできることある?」など
この先回りして御世話をする行為は「過保護な母親感」が強く出るようになり、そういう意味で愛情を低下させてしまったり、男性の余計な「甘え」を引き出すことになるので要注意です。
結論。恋愛の基本はまずは対等。必要以上に尽くすべきではありません。
好きという気持ちから、やってあげたくなる気持ちは痛いほどわかりますが人は結局慣れる生き物です。
優しさも愛情も人は慣れて、最初程ありがたみを感じなくなるのです。
なので、相手を思っての行動も大切ですが、あくまで対等な関係を心掛けると良いでしょう。
その上で、彼がしんどそうな時、辛そうな時など非常事態のタイミングで献身的にしてあげると効果は抜群です。
献身性は出しすぎず、効果的なポイントで出す。
これを覚えておきましょう。
恋愛の9割はテクニックです。
恋愛テクニックと聞いて「本当に駆け引きは必要なの?自分に正直に真っ直ぐいるのがやっぱり一番相手に伝わるものでしょ」と思う方もいらっしゃるでしょう。
それも一理あります。
但し、それはお互いに恋愛の熱量が同じ、もしくは相手の方が貴方に惚れ込んでいれば。という条件下においてです。
彼が貴方に惚れ込んでいて何をしてもメロメロの状態であれば、貴方は自由に好きなだけ感情任せに動いて構いません。
多少自爆しようと彼はそれすら愛しいと感じてくれるはずです。
ここでお伝えしたいのは
「彼は既婚者であり、父親、配偶者としての別の役割、別の顔を持っている場合」
「彼があなたに対しての恋愛感情に一線を引いているもしくは少し低下してきている場合」
は、恋愛テクニックや駆け引きは必ず必要だということです。
特に不倫恋愛の場合は、彼側にも恋愛のテンションに高低差が出てきます。
ふいに恋愛脳を維持できなくなるタイミングもあるでしょう。
そんな時に感情任せに動いたり接することが、彼の気持ちを萎えさせてしまうケースを私達は数えきれない位に見てきました。
人によって千差万別ですが、必ず人の感情には『こう働きかければ、こう反応する』という法則がちゃんとあります。
彼のテンションが下がるには理由があり、そうなってしまった心理が彼側にあります。
感情に身を任せるのではなく、テクニックを知った上で彼に接してみると面白いように反応をコントロールできます。
大きな綻びになる前に最小限の状態でその芽を摘むことは可能です。
あんなに「俺は離婚は出来ないから」と言っていた彼が
「こういう風に動いていこうと思ってる。こういう話を嫁とした。時間はかかるけどこれ以上は待たせないから。信じて欲しい」と言ってくれる状況に変っていくケースもたくさん見てきました。
「アドバイス貰った通りにやってみたら彼が本当に変わりました!なぜもっと早く相談しなかったのだろうと後悔しています…」
と言われることも私達にとっては有難く、同時に必ず言われるお言葉となりました。
感情だけで訴えかけても、解決できない問題はたくさんあります。
本気であれば、素直さ正直さだけでなく戦略性や計画性、時には打算的にならなければなりません。
だから私たちは「ただ寄り添うだけ」「貴方の気持ちを楽にするだけ」の電話相談はしていません。
彼との問題やお悩みを、”頭で理解し、分析して、具体的な行動”で変えていく。
解決や望む状況を作っていくことを優先してアドバイス致します。
今のままでいい…と思えない方はまずは第一歩。
あなたからのお電話をお待ちしています!