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不倫相談塾

アシュレイマディソン事件にみる不倫とインターネット

2021年9月9日

こんにちは、別れさせ屋のアクアグローバルサポートです。
普段は不倫に関する解決法などの解決法をお伝えしているのですが・・・
最近不倫に関する事件やニュースがとても多く不倫ニュースサイトのようになってしまっています。

今日取り上げるのは、
アシュレイマディソンの個人情報流出事件についてです。
3日前の8/28、とうとうCEOであるノエル・ビーデルマン氏が退任を発表しましたね。

そもそもアシュレイマディソンとは?

2002年にカナダでスタートした不倫向けの出会い系SNS。
カナダ、アメリカをはじめとする全27カ国で利用されており、利用者はなんと4,000万人以上(公式サイトより)に及んでいます。
日本でも2年ほど前にサービス開始し、180万人以上の登録者を獲得していたようです。
「人生一度。不倫をしましょう。」
という触れ込みはどこか出会い系というダークなイメージを感じさせないところがあり、
既婚者たちの気軽な利用を促してきたようです。

2015年7月大規模なハッキングを受ける

そんな自由を謳歌していた既婚者たちに突如身震いするようなニュースが流れました。
アシュレイマディソンがハッキングされ、全世界の利用者3,200万人の個人情報がネットに公開されたのです。
ハッキングと情報公開は同時ではなく、犯人グループが、
「サイトを即時に、かつ永久に閉鎖しなければ、利用者の個人情報を公開する」
と脅していたが運営会社が対応しなかったため公開に踏み切ったようです。
その影響で、カナダでは既に二人が自殺を図ったという報道もなされています。

誰が何のために?

なぜ今回アシュレイマディソンが標的にされたのか?
ハッカーはハッキングをゲーム感覚でやっており、対象サイトとハッカーに何の関連性がない場合があるらしいですが、
今回は明らかな意思を持ってハッキングしているような気がします。
不倫を推奨するサイトが宗教的に許せなかったのか。それとも個人的な恨みなのか。
理由は定かではないですが、今後の不倫の在り方に影響を及ぼす事件であることは間違いないと思います。

不倫は気軽なものに

不倫の在り方はコミュニケーションツールの変化に大きく依存する側面があります。
なぜなら、堂々と会ったり、話したりできないからです。
言い方は悪いですが、”こそこそ”連絡を取る際に使用するコミュニケーションツールによって付き合い方も変わってくるのです。
メモや手紙から、ポケベル、携帯電話、メール、SNSとコミュニケーションツールが変わり、ばれずに連絡がとりやすくなっているのかもしれません。
ばれずに連絡をとりやすくなるとどうなるのか。
人に見られるという警戒心がなくなってくるのです。
人に見られる警戒心がなくなる故に起こる事件として似たような事例を思い出しました。

バカッター事件

去年世間を騒がせたのはtwitter上での迷惑行為の告白合戦、通常バカッター事件。
ネットユーザーに見つかり、謝罪程度ならいいが、退学や逮捕に追い込まれたユーザーもいます。
これは、twitter上には自分と友人達以外にもたくさんの人がいて、自分たちのコミュニケーションスペースも閲覧される可能性があるという概念が彼らに欠落しているために起こったことです。その証拠に、多くのユーザーに拡散された瞬間にびっくりしてアカウントを削除するのです。多くの人に見せる願望でやっていたのなら、アカウントを消すはずがありません。

アシュレイマディソンの登録者も同じような状況が巻き起こっていたのかもしれないと思います。
アシュレイマディソンという不倫を奨励するコミュニティの中に身を置くうちに、外部の人に見られるというリスクについての意識が希薄になり、個人に紐づくような情報をサイト上にアップしてしまうのです。

不倫にインターネットを使用するということ

現在の不倫に、ネットを全く使わないというのもいささか非現実的だと思います。
メールやLINEはコミュニケーションの必須ツールですから。
ですが、自分の情報をどのツールにどこまで出すのかについても注意深くなってください。
たとえ母体の大きいサービスであってもいつ情報が流出するかわかりませんし、信頼出来る友人に送ったメールが実はネットでさらされていたなんてことも可能性がゼロではありません。
私たちも、当サイト上へのご相談はすべて匿名で行ってもらっています。

正しい不倫の在り方

不倫をする方にお伝えしているのが、
1、不倫をするマナーとして配偶者にばれないようにすること
2、不倫相手と配偶者のどちらにも思いやりの心を持つこと
ということです。
これが正しい不倫というより不倫をする方の責任だと思っています。
そのために、インターネットの使い方をどうすればいいのか不倫中の方は考え直してみるきっかけかもしれません。

恋愛の9割はテクニックです。

恋愛テクニックと聞いて「本当に駆け引きは必要なの?自分に正直に真っ直ぐいるのがやっぱり一番相手に伝わるものでしょ」と思う方もいらっしゃるでしょう。
それも一理あります。

但し、それはお互いに恋愛の熱量が同じ、もしくは相手の方が貴方に惚れ込んでいれば。という条件下においてです。
彼が貴方に惚れ込んでいて何をしてもメロメロの状態であれば、貴方は自由に好きなだけ感情任せに動いて構いません。
多少自爆しようと彼はそれすら愛しいと感じてくれるはずです。

ここでお伝えしたいのは
「彼は既婚者であり、父親、配偶者としての別の役割、別の顔を持っている場合」
「彼があなたに対しての恋愛感情に一線を引いているもしくは少し低下してきている場合」
は、恋愛テクニックや駆け引きは必ず必要だということです。

特に不倫恋愛の場合は、彼側にも恋愛のテンションに高低差が出てきます。
ふいに恋愛脳を維持できなくなるタイミングもあるでしょう。
そんな時に感情任せに動いたり接することが、彼の気持ちを萎えさせてしまうケースを私達は数えきれない位に見てきました。

人によって千差万別ですが、必ず人の感情には『こう働きかければ、こう反応する』という法則がちゃんとあります。
彼のテンションが下がるには理由があり、そうなってしまった心理が彼側にあります。
感情に身を任せるのではなく、テクニックを知った上で彼に接してみると面白いように反応をコントロールできます。
大きな綻びになる前に最小限の状態でその芽を摘むことは可能です。

あんなに「俺は離婚は出来ないから」と言っていた彼が
「こういう風に動いていこうと思ってる。こういう話を嫁とした。時間はかかるけどこれ以上は待たせないから。信じて欲しい」と言ってくれる状況に変っていくケースもたくさん見てきました。
「アドバイス貰った通りにやってみたら彼が本当に変わりました!なぜもっと早く相談しなかったのだろうと後悔しています…」
と言われることも私達にとっては有難く、同時に必ず言われるお言葉となりました。

感情だけで訴えかけても、解決できない問題はたくさんあります。
本気であれば、素直さ正直さだけでなく戦略性や計画性、時には打算的にならなければなりません。
だから私たちは「ただ寄り添うだけ」「貴方の気持ちを楽にするだけ」の電話相談はしていません。
彼との問題やお悩みを、”頭で理解し、分析して、具体的な行動”で変えていく。
解決や望む状況を作っていくことを優先してアドバイス致します。
今のままでいい…と思えない方はまずは第一歩。
あなたからのお電話をお待ちしています!