既婚男性を離婚に本気にさせる『無償の愛』を勘違いすると逆効果に・・・

2021年3月21日2021年10月7日

別れさせ屋のアクアグローバルサポートです。
最近アンサーズで相談を受けていると「不倫相談塾を読み込んで、無償の愛を実践しているのですが・・・」というご相談をいただくことがあります。
無償の愛についてはこちらの記事『不倫相手をどうしても離婚させたい！これを試せば７日で彼の反応が変わります！2』でお伝えしています。

ただ、お話を聞いているとどうも無償の愛とは少しピントがズレた行動をしている方もいらっしゃるようでしたので改めて、彼を離婚に本気にさせる無償の愛についてお話をしてみたいと思います。

無償の愛と尽くすは似て非なるもの

例えば、先日ご相談いただいた方はこれにしてあげている無償の愛として、
・お弁当を毎日作ってあげている
・家に来た時はマッサージをしてあげている
と仰っていました。

彼にとっては、嬉しいことでしょうし決してその行動を否定するわけではありませんが、
これは無償の愛ではなく、尽くしているだけです。
このように彼に尽くし続けたとしても、彼はその関係が居心地が良い訳ですから「離婚しよう」とは思いません。
むしろ、「家庭でちょっとした不満はあるけど彼女が満たしてくれるから今が一番バランスがいい」とまで思われてしまう可能性があります。

無償の愛とは、彼に優しさを注ぎ続けることではありません。
一言でいうなら、「彼の幸せを願いそのために必要な行動をする」ことです。

無償の愛を与えるためには『彼の人生に置いて譲れないもの』を共有する必要がある

無償の愛とは、彼の幸せを願いそのために必要な行動をすることだとお伝えしました。
ここでいう幸せとは『彼の人生で譲れないもの』のことを指します。

人によっても様々ですが、多くの男性に共通するのは『仕事』です。
人生の大半を仕事に費やす中、彼は何を目標に頑張っているのでしょうか。

皆さんはそれを即答することができますか？
彼が本気で達成したいこと、頑張っているを理解することが何より大切です。
決して疲れた彼を労うこと＝無償の愛ではないのです。

もし彼の仕事のことや、目標としていることについてあまり話したことがないという方は、
まずは、彼と時間をとって以下のようなことを話してみてください。
・今一番頑張りたいこと
・何にやりがいを感じているのか
・いつまでに達成したいのか
お互い話し合ってみましょう。
その際に、二人のこの先の話はNGです。それぞれ個人の話にフォーカスしてください。
今まで見えなかった彼の顔が見れるかもしれません。

まずは、彼のビジョンや価値観を理解することから、無償の愛は始まります。

彼の人生の目的を理解したら、本気で成功を願うのみ

彼がこれからの人生で大切にしたいことを深いところで話し合えたら、あなたがすることは一つです。
ひたすら、その成功を願い応援することです。

彼と一緒になりたいという自分の気持ちは二の次にして、彼が何かを達成して喜んでいる姿を想像して支えること、これが私たちが考える無償の愛なのです。

応援するとは、常に彼に優しい言葉を掛け続ければ良い訳ではありません。
彼の行動が彼の先々のためにならないと思うのなら、素直に伝える必要がありません。
全ては彼の人生がより良いものになるかどうかを軸に彼と関わっていって欲しいのです。

すごく抽象的なことを伝えているので分かりづらいかもしれません。
・彼が嬉しそうであれば彼以上に喜んであげる
・彼が元気なさそうであれば「あなたらしくない」と背中を叩いてあげる
・もし本当に辛そうなら抱きしめる
というように、今かれに何が必要なのかを考えて行動すると彼の思考も徐々に変化してきます。

「OOだったらなんて言うだろう。」
彼がこのように考えてくれるようになったら、二人の関係性は大きく変わっています。
もはや恋愛だけで繋がった関係ではなく、人生を一緒い歩んでいく関係に変わりつつあるのです。

恋愛関係ではなく、高め合える人間関係を作ろう

あなたは彼のことを自己中心的でわがままだと思っているかもしれません。
「いつも私ばかり歩み寄っている」
「彼に尽くしている」と。

でもあなたが愛し、一緒にこれからも生きていきたい男性であることには変わりありません。
その彼に離婚という大きな選択をさせるには、恋愛関係を深めることではなく、自己中心的でわがままな彼にとって、あなたが必要不可欠な存在になるしかないのです。

これまで彼を離婚させてきた女性の殆どに共通するのが、「彼によく相談される」という点でした。

まずは
「OOが俺のことを一番分かってくれている」
と思ってもらえる関係性を築きまししょう。

そのために、今更と思うかもしれませんがお互いの話をとことんしましょう。
堅苦しい話でけじゃなくて構いません。
何に心を踊らせ、何をしたくない人なのか。何に喜びを感じ、夢中で取り組んでしまうのか。
このような話は二人にとってとても楽しいはず。

彼に「〜して欲しい」という要求ばかり最近してしまっていたという方は、ぜひ彼とゆっくり話をしてみてください。