不倫相手を離婚させた女性に聞く。それ一体どうやったの? 前編
別れさせ屋のアクアグローバルサポートです。
今日は、インタビュー形式の記事をお送りしたいと思います。
インタビューしたのは、1年間の交際を経て不倫相手が離婚し、現在彼と一緒に暮らしているという麗子さん(仮名)です。
実は麗子さんは、不倫相談塾で5月に募集した『不倫専門カウンセラー養成講座 1期生』です。
ご自身の不倫経験を生かして、不倫に悩んでいる方の役に立ちたいと不倫専門カウンセラーの勉強をとても熱心に取り組んでいらっしゃいます。
さて、麗子さんの不倫相手は一体どのようにして離婚を決意するにいたったのか。
出会いから現在に至るまでノーカットでお送りしたいと思います。
彼の離婚が成立するまでの1年間
ー彼とはどのようにして知り合ったんですか?
麗子さん(以下、麗):彼とは飲み会でたまたま知り合ったんです。彼はあんまり積極的に話すタイプではなかったんですが、私が彼のことを気になってしまって。連絡先を交換して、LINEのやりとりをはじめました。
連絡をとっているうちに、お互いすごく趣味が合うことが分かって。お互い映画が好きなんですけど、映画の好みがドンピシャで一緒だったんですよね。
それで飲み会で一緒だった友達に「彼いいと思うんだ」と話すと、「あれ?OOさん結婚してたんじゃなかったっけ?」と言われたんです。彼から何も言われてなかったし、信じられなくて。
ー彼に確かめたんですか?
麗:数日後にLINEで質問しました。
「どこに住んでるの?」
「OOだよ。」
「一人で住んでるの?」
「戸建てに住んでるよ。」
「実家なの?」
「そうじゃないよ。」
「結婚しているのね。」
・・・
「そうなんだよね。」
という感じでした。
私は既婚者と付き合うつもりはなかったので、「残念、いいなと思ってたけど。」と率直に伝えました。
すると彼から、「引いた?でも友達でいてほしい。」と返ってきました。
私も、趣味も合うので友達として付き合おうと心の中でラインを引いて付き合うようにしました。
ー会ったりはしたんですか?
麗:毎日LINEはしていましたけどしばらくは会ってはなかったです。
でも彼がLINEをすごく心待ちにしてくれていることが伝わってきて。送った瞬間既読になるんです。
「あれ、すぐ既読になった。」と送ってみると、「読み返してニコニコしてたんだ。」と彼から。
そして、出会って1ヶ月後くらいに彼から映画に誘われました。
会ってみると、やっぱりタイプだなと思ってしまいました。
でも、映画ぐらいなら割り切れるかなと思っていました。その後も、漫画喫茶でお互い好きな漫画を教え合おうと誘われたりして何度か会いました。
怪しい雰囲気になったこともあったんですけど、一線は越えず、単純に楽しんでいました。
ーそこから次第に男女の関係に?
麗:そうです。何度か会ったときに、男女の関係になってしまいました。
「あーあ。」と思いましたね。
それからも、お互い「会いたいね」とはっきりは言い合わないけど、「話したいね」と言い合ったり。
正直、自分の中で気持ちが募っているのは気づいていました。
でも同時に、この恋にゴールがないことも分かっていました。
彼は、責任感が強い人なので、離婚するような人じゃないと思っていたので。
奥さんや子供のことも私に話してましたしね。
ーお互いの気持ちは伝えあってたんですか?
麗:出会って2ヶ月くらいの時に、気持ちが高まって
「今まで言えなかったけど大好きだよ。」と私から言いました。
彼から「えー、言っていいのかわからなかったし言っちゃいけないと思ってたけど俺も好きだよ」と言われて。
そこからは、気持ちを伝え合うようになりました。
私にちょっとした考えがあって、好きと彼にも沢山言ってもらうようにしていました。
ーどういう狙いがあったんですか?
麗:口に出すことってリアルになるし、願望が高まるじゃないですか。
好きっていうことでもっと好きになるっていうか。
「俺はこの子のことが大好きなんだ。」と思わせようと思ったんです。
だから、「思ったら好きと伝えてほしい。」と彼に言ってました。
そのおかげか、彼からすごく会いたいと沢山言ってもらうようになりました。
本当に「こんなに会って大丈夫なの?」というくらい会っていました。
ー彼は奥さんのことは気にかけていなかったんですか?
麗:私もそれを心配して、一度聞いたんです。
「奥さんは平気なの?」って。
そうしたら彼は、「うちの奥さんは僕に干渉しないし、行動力もないから調べようとしないよ」と言っていました。
私は直感的に、彼の言う通りにしていたら危ないなと感じましたね。
だって、こっちは女ですから女性の気持ちは男性より分かります。気にしていないふりをしていても、絶対女性は見ていますから。
彼は、「そんなこと絶対ないよ」と言いましたけど、私が冷静にならないとダメだなと考えていました。
奥さんの話は極力したくなかったですけど、身を滅ぼす前に聞いておかないといけないと思いました。
その頃彼は休みの日に私と会う口実として「草野球に行ってくる」と言っていたんですけど、ある時から急に電話を掛けてくるようになったんです。
「野球中に電話をかけてくることなんてなかったのにな」と彼も言っていました。
私はとても嫌な予感がしていました。
ー奥さんは何か勘付いていたんですか?
麗:確信ではなかったようですけど、「本当は野球なんて行ってないんでしょ?」と言われたそうです。
不倫を疑われたきっかけは、彼がいつもソファで私のLINEを見ながらにやにやしていたことにありました。
これは危ないなと思って会う頻度を下げました。
そんな時に、彼と大げんかをしたんです。
ーけんかのきっかけは何だったんですか?
麗:私が精神的にきつくなってきたことです。会うのはもちろん嬉しいんですけど、段々帰り際の寂しさの方が勝ってしまって。
会えない時が憂鬱になり始めて、会っている時も素直に楽しめなくなっていたんです。
そのことを彼に伝えた時の彼の一言にカチンと来てしまったんです。
「会える時のことをポジティブに考えよう!」
その一言に、「あなたはいいよね。そもそも女の人がいるところに帰っていくことが耐えられないの。」と伝えました。
彼は私の気持ちをなだめようと対処法を考えてくれたりもしたんですけど、そんなことでごまかせるものではありませんでした。
ー彼への気持ちが数ヶ月の間に相当高まっていたんですね。
そうですね。辛くて仕方なくなっていました。
「今家の中のどこにいるんだろう。」
「LINEができないってことは奥さんが近くにいるの?」
そんなことばかり考えていて、仕事にも全く身が入らくなっていました。
苦しくて、苦しくて。
私はもともと、仕事が大事だし、自分の時間も大事にしたいタイプです。
それがままならなくなってきて。気分転換にも何もする気が起きないですし、何かするなら家で彼のことをずっと考えていたいと思っていました。
でも、そんな生活を続けた結果、苦しくて限界が来てしまって。
彼に別れを告げたんです。
彼と別れることは私も辛いですが、数週間も経てば苦しさは和らぎます。
でも彼と付き合っていたら、それこそ一生この苦しさが続くかもしれないと思って。
「なんとか一緒に居られる方法はないのか」と彼から言われましたが、
「これ以上苦しいのは自分の人生にマイナスだから、避けたい。」と伝えると、
「わかった」と納得してくれました。
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不倫相手が離婚をした麗子さんは、一度彼と別れていたんですね。
一度別れたところから、一体どのようにして彼の離婚に至ったのでしょうか。
次回、完結編をお送りします。
不倫相手を離婚させた女性に聞く。それ一体どうやったの? 後編はこちら
恋愛の9割はテクニックです。
恋愛テクニックと聞いて「本当に駆け引きは必要なの?自分に正直に真っ直ぐいるのがやっぱり一番相手に伝わるものでしょ」と思う方もいらっしゃるでしょう。
それも一理あります。
但し、それはお互いに恋愛の熱量が同じ、もしくは相手の方が貴方に惚れ込んでいれば。という条件下においてです。
彼が貴方に惚れ込んでいて何をしてもメロメロの状態であれば、貴方は自由に好きなだけ感情任せに動いて構いません。
多少自爆しようと彼はそれすら愛しいと感じてくれるはずです。
ここでお伝えしたいのは
「彼は既婚者であり、父親、配偶者としての別の役割、別の顔を持っている場合」
「彼があなたに対しての恋愛感情に一線を引いているもしくは少し低下してきている場合」
は、恋愛テクニックや駆け引きは必ず必要だということです。
特に不倫恋愛の場合は、彼側にも恋愛のテンションに高低差が出てきます。
ふいに恋愛脳を維持できなくなるタイミングもあるでしょう。
そんな時に感情任せに動いたり接することが、彼の気持ちを萎えさせてしまうケースを私達は数えきれない位に見てきました。
人によって千差万別ですが、必ず人の感情には『こう働きかければ、こう反応する』という法則がちゃんとあります。
彼のテンションが下がるには理由があり、そうなってしまった心理が彼側にあります。
感情に身を任せるのではなく、テクニックを知った上で彼に接してみると面白いように反応をコントロールできます。
大きな綻びになる前に最小限の状態でその芽を摘むことは可能です。
あんなに「俺は離婚は出来ないから」と言っていた彼が
「こういう風に動いていこうと思ってる。こういう話を嫁とした。時間はかかるけどこれ以上は待たせないから。信じて欲しい」と言ってくれる状況に変っていくケースもたくさん見てきました。
「アドバイス貰った通りにやってみたら彼が本当に変わりました!なぜもっと早く相談しなかったのだろうと後悔しています…」
と言われることも私達にとっては有難く、同時に必ず言われるお言葉となりました。
感情だけで訴えかけても、解決できない問題はたくさんあります。
本気であれば、素直さ正直さだけでなく戦略性や計画性、時には打算的にならなければなりません。
だから私たちは「ただ寄り添うだけ」「貴方の気持ちを楽にするだけ」の電話相談はしていません。
彼との問題やお悩みを、”頭で理解し、分析して、具体的な行動”で変えていく。
解決や望む状況を作っていくことを優先してアドバイス致します。
今のままでいい…と思えない方はまずは第一歩。
あなたからのお電話をお待ちしています!