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不倫相談塾

「辛いという感情」との付き合い方

2021年9月9日

別れさせ屋のアクアグローバルサポートです。
サイトを開設して5年が経ったのでデザインを少し新しいものにしました。
変わらずお付き合いくださいね。

今日のテーマは、「辛い」という感情との付き合い方です。

不倫の年月が長くなってくると、最初は楽しかっただけの関係も次第に「辛い」瞬間が多くなってきます。不倫を辞められたらこの「辛さ」から解放されるんだろうけど、彼に対する気持ちを諦めたくない。

そんな方に、今日は「辛い」という感情を整理してポジティブな感情に置き換えるための方法をお伝えします。

「辛い」という抽象的な感情に名前をつける。

「辛い」
この一言は胸の内をよく表しているものの、少し抽象的な言葉です。
この言葉だけを頭の中で繰り返しても、解決策はなかなか見えてきません。

例えるなら、お医者さんに「しんどい」とだけ伝えても治療法が見えてこないのと同じです。
・どこかに痛みはあるのか
・どのように痛いのか
・どう動かすと痛いのか
このようなことを具体的に伝えていくことで、原因が明らかになり治療したり、薬を処方できます。

それと同じで、「辛い」という気持ちをどんどん分解して、整理していくことが必要なのです。
これは不倫に限らず、悩んでいるときにとても役に立つ方法です。

先日、引きこもりの生徒にカウンセリングを行なっている方からこんな話を聞きました。
「子供達は、学校に行こうという自分と、やめとこうという自分が心に同居しているんです。行きたくないという漠然とした感情はなかなか処理できないので、その感情に名前をつけてもらいます。
ある子はサボりたいという感情に”サボロー君”という名前をつけていました。”学校に行きたくない”という感情が出てくると「サボロー君が喋ってる!」と自分と切り離して考えられるようになったことで学校に行ける頻度がかなり上がりました。」
この「感情に名前をつけて自分自身とは切り離して”別の何か”と捉える方法」は感情を冷静に受け止められるようになるようです。

あなたは今、なんで辛いのですか?

年末年始にかけて、私たちが運営する有料電話相談のアンサーズには沢山相談がありました。
「とにかく今の関係が続くと思うと辛いんです。」
仰る方に、私はこんな質問をさせていただくようにしています。

「今なんで辛いんだと思いますか?」

「彼が離婚してくれない」
「最近そっけない」
「LINEを返してくれない」
など様々な理由を仰います。

でもこれはあなたが感じている「辛さ」の本質ではないと思っています。

例えば「彼が離婚してくれない」という理由は「離婚してくれてないこと自体が辛い」訳ではないと思います。
屁理屈を言うようですが、彼が離婚しても自分と一緒になってくれなかったらその辛さは変わらないですよね。

つまり、この辛さは本当に「彼が離婚してくれないから」辛いのかどうかもっと掘り下げて考えていただきたいと思っています。

辛さの共通点

不倫で悩んでいる方の「辛い」感情の本質的な理由は様々だと思います。
でも、一つ共通点があるとしたら「今自分が求める状況にない」ことよりも「求める状況に近づいていっていない」ことだと考えています。

この辛さから解放される一つの方法は、
「自分が少しでも”求める状況”に向かって前に進んでいる」という感覚を持てることなのです。

あなたが最終的に求めている状況が「彼が離婚して一緒に暮らすこと」だとすると、今の現状とのギャップがありすぎるから、そこにたどり着くイメージを持てず「ただただ辛い」状況から抜け出せないのです。

小さなことから、コツコツと。

遠い目標ではなく、今日達成できることから。

あなたが最終的に求める状況までの道のりを細分化します。
そうすると、”風が吹けば桶屋が儲かる”くらい、最初の一歩はゴールとは無関係にも思えるかもしれません。
でも、その積み重ねが状況を確実に前に進めますし、何よりあなたが毎日をポジティブに過ごすための秘訣なのです。

「二人で大笑いできるデートをする。」
最初の一歩はこんな感じで構いません。

そういった小さな幸せの積み重ねは二人の空気感を明るいものに変えていきます。
これだけで彼が離婚することはありませんが、これなしに彼が離婚することもありません。

「とにかく辛いんです。」
と言う状況からあなたが抜け出せることを、願っています。

恋愛の9割はテクニックです。

恋愛テクニックと聞いて「本当に駆け引きは必要なの?自分に正直に真っ直ぐいるのがやっぱり一番相手に伝わるものでしょ」と思う方もいらっしゃるでしょう。
それも一理あります。

但し、それはお互いに恋愛の熱量が同じ、もしくは相手の方が貴方に惚れ込んでいれば。という条件下においてです。
彼が貴方に惚れ込んでいて何をしてもメロメロの状態であれば、貴方は自由に好きなだけ感情任せに動いて構いません。
多少自爆しようと彼はそれすら愛しいと感じてくれるはずです。

ここでお伝えしたいのは
「彼は既婚者であり、父親、配偶者としての別の役割、別の顔を持っている場合」
「彼があなたに対しての恋愛感情に一線を引いているもしくは少し低下してきている場合」
は、恋愛テクニックや駆け引きは必ず必要だということです。

特に不倫恋愛の場合は、彼側にも恋愛のテンションに高低差が出てきます。
ふいに恋愛脳を維持できなくなるタイミングもあるでしょう。
そんな時に感情任せに動いたり接することが、彼の気持ちを萎えさせてしまうケースを私達は数えきれない位に見てきました。

人によって千差万別ですが、必ず人の感情には『こう働きかければ、こう反応する』という法則がちゃんとあります。
彼のテンションが下がるには理由があり、そうなってしまった心理が彼側にあります。
感情に身を任せるのではなく、テクニックを知った上で彼に接してみると面白いように反応をコントロールできます。
大きな綻びになる前に最小限の状態でその芽を摘むことは可能です。

あんなに「俺は離婚は出来ないから」と言っていた彼が
「こういう風に動いていこうと思ってる。こういう話を嫁とした。時間はかかるけどこれ以上は待たせないから。信じて欲しい」と言ってくれる状況に変っていくケースもたくさん見てきました。
「アドバイス貰った通りにやってみたら彼が本当に変わりました!なぜもっと早く相談しなかったのだろうと後悔しています…」
と言われることも私達にとっては有難く、同時に必ず言われるお言葉となりました。

感情だけで訴えかけても、解決できない問題はたくさんあります。
本気であれば、素直さ正直さだけでなく戦略性や計画性、時には打算的にならなければなりません。
だから私たちは「ただ寄り添うだけ」「貴方の気持ちを楽にするだけ」の電話相談はしていません。
彼との問題やお悩みを、”頭で理解し、分析して、具体的な行動”で変えていく。
解決や望む状況を作っていくことを優先してアドバイス致します。
今のままでいい…と思えない方はまずは第一歩。
あなたからのお電話をお待ちしています!