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夫婦関係は希薄に見えるのに別れない彼の心境の真実

2021年9月9日

別れさせ屋のアクアグローバルサポートです。

新しい年号が発表され、早くももうすぐゴールデンウィーク。
それぞれがそれぞれの実家に帰省するらしいし、最近は焦って家に帰っていくことも少なくなった彼。
夫婦お互いに興味がなくなってきているようだし、明らかに夫婦関係がうまくいっていないことも確かです。

彼から家庭の話を聞く度、その乾いた生活ぶりに「そろそろ離婚へ踏み出してくれるかな」と期待しているあなた。
どう考えても私に愛情を注いでくれているように感じるし、以前よりも私との時間を優先してくれている気がする。
高まる期待に対して、いつ離婚してくれるのだろうかとモヤモヤする日々…でしょうか。

「離婚しようと思う」と「離婚した」は違う

結論から言うと、このままでは彼は離婚しません。
「現状が嫌だ」というだけでは、離婚の理由には全く足りていないのです。
離婚には言わずと知れた面倒な手続きが存在します。
子ども、財産やお金、親戚、仕事場、友人…これって文字で表現する以上に大変な手間です。

彼にとって、それがどんなに手間なのか、少しだけ記してみましょう。

まず、いくら夫婦ともに離婚したいと思っていても、それを同意させるまでの駆け引きがあります。ちゃんと計算して始めないと、このことをきっかけにあなたの存在が知られて足元をすくわれるかもしれないので…。

仮に駆け引きが無事に終わって、離婚することが夫婦の間での決定事項となったとしても、

・子どもにどうやって説明するか、親権や養育権をどうするか
・不動産をどう分けるか…持ち家の場合、別荘を持っている場合、株券を持っている場合、
車を複数所有している場合にどうするか
・互いの実家や親戚にも言わなければならない、

子どもがいる場合は自分の親と子どもの関係性(つまり、祖父母と孫)も考えなければならない
・仕事場でも手続きが必要だし手続きをしたら周囲に知られるけど、どう説明しようか
・共通の友人のこと…などなど

これまで基盤としてきたことを1つずつ改めて壊していく手続きと、離婚によって傷つく子どもの顔が浮かびます。

確かに仲が良いわけじゃないし、もはや相手が何をしていようと関係ないし、自分の気持ちも家族に向いているわけじゃない。
独身同士なら別れようと思うけど、やはり離婚となると巻き込む人と物の大きさが違う。

仕事をして、あなたと恋愛して、帰る家があって…というギリギリの中でも一応生活を回すことができている今、「この夫婦関係が嫌だ」というだけの理由で踏み出すだけのエネルギーなんてない。
何も生み出さないけど、何もしなければ明日も平和なこの生活=【無】のことにエネルギーを使いたくない。

だから、「離婚する」と「離婚した」は違います。
夫婦間がうまくいっていないのは事実でしょう。
離婚したいという彼の気持ちも嘘ではないはずです。
しかし、「離婚したい」気持ちと行動はイコールではないのです。

夫婦というステージに存在する「無」

彼も、この生活にストレスがないわけではないし、飛び出せるなら今すぐ飛び出したいと思っているでしょう。
何の喜びも希望もない【無】の状態で繰り広げられる日常生活は誰にとっても空虚です。

でも、あなたがいるから満たされちゃっている部分もあります。
家庭生活も夫婦生活も破綻しているけど、外で恋愛できているから「まぁ、いっか」となる。
妻も無関心だから、むしろ恋愛にとってはちょうどいい。
何だかんだバランスの取れた生活が送れている。
自分でも矛盾していることは分かっているけど、あなたとの関係があるからこそわざわざ大変な思いはしたくない。
そういう意味では、あなたは彼の生活の中心であり頼りにもされています。

独身女性からすると、「100%恋愛をやりきってる状態じゃない!」と言いたいですよね。
家庭や夫婦関係が【無】であるとか、その【無】を壊す=離婚にパワーが注げないことが理解できないから、「なんで?」と思うわけです。

あなたに結婚の経験がなければ、もし【無】の状態を味わったことがなければ、夫婦間に存在する【無】を理解できないし、理解したくもないかもしれません。

だから、同じ視点で考えて理解してみようと思うことはやめましょう。
彼は、奥さんや夫婦という【無】が生じても簡単には下りられないステージに立っています。

彼が離婚を考えるきっかけは

この【無】は、ネガティブな感情を互いに惰性で受け入れ合って、成立している状況なので離婚の動機になりにくいです。
最高にネガティブでありながらも、受け入れられている夫婦にとってはポジティブです。
夫婦の気持ちが別方向を向いているから離婚が近いなと期待してはいけません。
先ほど書いたような過程を経て離婚するかどうかは別問題なのです。

そうであれば、最高にポジティブなパワーを持たせるしかありません。
あなたのために大変な手間をかけて、あなたにこそオフィシャルなパートナーとして傍にいて欲しいから、「だから離婚しよう」と思わせなければならない。

あなたにできることは、「離婚の先に何があるのか?」のプレゼンテーションです。

 ・私を独り占めできる = 今、できています
 ・もっと自由に私と会える = 仕事などのバランスを考えると今で満足です

そうではありません。間違ってもこんなプレゼンはやめましょう。

あなたをきっかけに離婚をさせたいなら、あなたを選ぶことによって派生する沢山の良いことをイメージさせます。

昨今、転職を経験した人も多いのではないでしょうか。
「現職が嫌だ」「オファーが来た」と言って次のキャリアのために転職をする人もいますが、
多かれ少なかれ不満はあって「辞めたいな」と思っていても、辞めることも新しい職を探すことも、新しい職場で人間関係を新たな作り上げることも面倒で、何となく社歴を重ねている人もいます。

この場合、あなたは前者で、彼は後者です。
前者は後者のことを「あんなに文句ばっかり言っているのに、まだ辞めないなんて」と思っていますが、後者は前者のことを「あんなに転職ばっかりして、よく疲れないよね」と思っています。

ある日、文句を言いながら10年も真面目に働いていた後者が、ある日突然、退職を決意しました。

なぜでしょう?

素晴らしい年俸・待遇・ポジションで他社からオファーが来たからです。

それは後者にとって魅力的な内容でした。
もちろん、現職を辞めるにあたっての手間は変わりませんが、その人にとっては、その手間はもはや「どうってことないこと」に変化します。
転職の意を示すことも、引き継ぎも取引先への挨拶も…今まで面倒だと思っていたこと全てが「どうってことないこと」に感じます。

そう、これこそが、「【無】の状態でも良し!」としてきた彼が、家庭や夫婦生活を壊そうと思うきっかけ=エネルギーのヒントです。

この正解は深いところにあるのです。

彼が離婚して得られること・得たいと思っていること、ちゃんと察してあげられていますか?

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