【別れさせ屋工作員に聞く】 彼の気持ちの動かし方 後編
恋愛における感覚の差を理解して再び振り向かせる
前編を読んで、あなたがアプローチをストップしたとします。
どのくらい待ったら、彼が再びあなたに夢中になってくれるのでしょうか。
あなたからのアプローチが一切なくなった後に「あれ?」ってなって、「やっぱり気になるな」と彼が感じて、あなたともう一度向き合ってくれるのでしょうか
水沢「焦らないでください。彼の中では徐々に徐々に冷めてきているものなので、あなたから連絡がこなくなったからといって、ほんの数日間で『お、あいつ、どうしたのかな』ってなることはありません。」
確かに水沢工作員の言う通り、人間の心理ってそんなに単純ではありませんし、そんなに器用でもありません…特に男性は。
男性の時間軸を理解する
昨日まで毎日来ていたあなたからの連絡が、今日1日来なかったとしても、たぶん、彼は気にも留めていないでしょう。
なんだったら「お!今日は来てないじゃん!静かだな」くらいな感じで、そこには何の感情の揺さぶりもないはずです。
2日目、まだ気づかないでしょうね。
女性からしてみれば勇気を出して頑張って耐えた2日間ですが、あなたからの連絡が来ていないこと自体に気付いていない男性の方が多いかもしれません。
水沢工作員によると、【恋愛においての時間の感覚は男女で違っている】そうです。
仕事や家族など恋愛以外においては、1日が24時間であることの感じ方は男女において差がありません。時間軸は同じで、同じ速度で進んでいます。
でも、恋愛だけは男女で異なります。
女性からしてみると、恋愛における1日は1週間くらいに感じる。
それこそ1日声を聞かないだけで「死んじゃう」とかっていう言葉が出てきますよね(笑)
でも男の人にとっては、ラブラブな時ですら、あなたと連絡が取れない1日を1週間とは感じていません。
なぜなら、やることがいっぱいあって、脳の作りが違うから。
男性が備えている狩猟本能…現代の狩猟は仕事です
水沢「例えば、仕事中にトイレに行きました。 女性は、トイレでLINEするって苦じゃない。
むしろ、それをやって、同じように返してくれない彼に、『トイレ行ってLINEするくらいの暇もないなんて』って思うのは女脳の言い分です」
男性だって1日4~5回トイレに行きますが、ずっと考え事しているというか…頭の中は切り替わっていないそうです。
会社にいる時の男の人を広く見ていれば分かると思いますが、 仕事中にタバコを吸いに行ったりトイレに行ったりしても、ずっと仕事の話をしていませんか?
さっき話したことの途中だったり、「この間の件なんだけど」って休憩しながらも仕事の話をしていることが多いです。
もちろん、そういう時に恋愛のことを考えている人もいるかもしれませんが、きっとあなたはそういう人を魅力に感じない。
もてる男性は1日中仕事してるんです。
そういう人を相手にしているんだったら、もしくは、相手にしたいんだったら、そこを理解して接し方を変えていかなければなりません。
恋愛のスタート時点の盛り上がりが落ち着いて来た時に、あなたから 「トイレに行く時くらいLINEできるでしょ」なんて言われたら、
ずっと仕事している彼…男性にとって邪魔な存在でしかないので、やっぱり冷めます。
まして不倫相手となると、面倒なことになりそうな芽は摘み取っておこうと思うのが既婚男性の常です。
彼が追いかけたくなるあなたに戻れたら…
男性にとって、気付いたら連絡しないまま1週間経っていたって普通にあり得ることです。
1日や2日「私、こんなに我慢したのに」っていうアピールは男性には通用しないことが理解できたと思います。
思いきって、彼から連絡が来るまで放っておきましょう。
恋愛がスタートした頃のように、彼との間に距離を作って、彼が追いたくなるまで待ちましょう。
彼にだって、眠る時間も、タバコを吸ったり、同僚と飲みに行ったりする時間も、ぼーっとする時間もありますが、女性ほど恋愛を新鮮な気持ちで生活の合間に挟めません。
だから、連絡がない=「私のこと好きじゃないんでしょ」と簡単に答えを出すことは、彼の気持ちが冷めさせることにしかなりません。
水沢「距離の取り方を本当の意味で理解している女性って少ないんじゃないかと思います」
確かに、このようなことを女友達に相談したとします。
あなた「最近冷たいんだよね。既読スルーで、もう3日目」
女友達「それって、ちょっとやばいんじゃない」
これが巷で普通に行われている会話でしょう。
もう惑わされないでください。
そして、こう思い出しましょう、【あなたの3日は、彼の半日】
恋愛の9割はテクニックです。
恋愛テクニックと聞いて「本当に駆け引きは必要なの?自分に正直に真っ直ぐいるのがやっぱり一番相手に伝わるものでしょ」と思う方もいらっしゃるでしょう。
それも一理あります。
但し、それはお互いに恋愛の熱量が同じ、もしくは相手の方が貴方に惚れ込んでいれば。という条件下においてです。
彼が貴方に惚れ込んでいて何をしてもメロメロの状態であれば、貴方は自由に好きなだけ感情任せに動いて構いません。
多少自爆しようと彼はそれすら愛しいと感じてくれるはずです。
ここでお伝えしたいのは
「彼は既婚者であり、父親、配偶者としての別の役割、別の顔を持っている場合」
「彼があなたに対しての恋愛感情に一線を引いているもしくは少し低下してきている場合」
は、恋愛テクニックや駆け引きは必ず必要だということです。
特に不倫恋愛の場合は、彼側にも恋愛のテンションに高低差が出てきます。
ふいに恋愛脳を維持できなくなるタイミングもあるでしょう。
そんな時に感情任せに動いたり接することが、彼の気持ちを萎えさせてしまうケースを私達は数えきれない位に見てきました。
人によって千差万別ですが、必ず人の感情には『こう働きかければ、こう反応する』という法則がちゃんとあります。
彼のテンションが下がるには理由があり、そうなってしまった心理が彼側にあります。
感情に身を任せるのではなく、テクニックを知った上で彼に接してみると面白いように反応をコントロールできます。
大きな綻びになる前に最小限の状態でその芽を摘むことは可能です。
あんなに「俺は離婚は出来ないから」と言っていた彼が
「こういう風に動いていこうと思ってる。こういう話を嫁とした。時間はかかるけどこれ以上は待たせないから。信じて欲しい」と言ってくれる状況に変っていくケースもたくさん見てきました。
「アドバイス貰った通りにやってみたら彼が本当に変わりました!なぜもっと早く相談しなかったのだろうと後悔しています…」
と言われることも私達にとっては有難く、同時に必ず言われるお言葉となりました。
感情だけで訴えかけても、解決できない問題はたくさんあります。
本気であれば、素直さ正直さだけでなく戦略性や計画性、時には打算的にならなければなりません。
だから私たちは「ただ寄り添うだけ」「貴方の気持ちを楽にするだけ」の電話相談はしていません。
彼との問題やお悩みを、”頭で理解し、分析して、具体的な行動”で変えていく。
解決や望む状況を作っていくことを優先してアドバイス致します。
今のままでいい…と思えない方はまずは第一歩。
あなたからのお電話をお待ちしています!