【FS HIROBAカウンセラー紹介】北乃香里〜ポジティブに向き合ってほしい〜
FS HIROBAには多くの不倫の悩みを解決に導いてきたカウンセラーが所属しています。
電話相談や、赤ペン先生、FSラジオなど色んな所でカウンセラーと接する機会はあるかと思いますが、その人となりはあまり知られていません。
そこでFS HIROBAのカウンセラーを紹介していくインタビュー記事をお届けします。
第二弾はFSラジオでもおなじみの北乃カウンセラーです!
母や自分が受けたカウンセリングの違和感を反面教師にしている
──北乃さんがカウンセラーになったきっかけってなんですか?
北乃:カウンセラーになろうかな?と気になり始めたきっかけは、高校生の時、学校の先生に「カウンセラーに向いていると思う」と言われたことですね。
ですが、もっと潜在的な部分で大きく影響を与えていたのは母親が躁鬱病を患っていたことだと思います。
学生時代から母親の付き添いでいろんな精神科を回ったんですが、病院ってちゃんと話を聞いてくれないんです。とりあえず薬を出して終わり、という診察に違和感をずっと感じていました。当時から「ストレスや不安を除くためには薬だけでは不十分じゃない?」って思っていて。
──カウンセリングの重要性と課題について、学生の頃から気づいていたんですね。
北乃:そうですね。それで、母親の介護に疲れてしまい、私自身も一度カウンセリングを受けたんです。その時も、カウンセラーは私の気持ちに共感することなく、「大人になればわかるよ」といった「正しい大人の意見」しか言ってくれませんでした。これだとカウンセリングの意味がないなって思っちゃって。この経験は、「人の気持ちに寄り添うカウンセラーでありたい」というポリシーに今でも繋がっていますね。
そして、母が亡くなってからは人生について考え直しました。
「一回きりの人生だから人の役に立ちたい」という思い、そして高校生の時に先生から言われたことを思い出し、カウンセラーの学校への入学を決めました。
──カウンセラーになるためにどんな勉強をしたんですか?
北乃:心理カウンセラーの勉強です。認知行動療法といって、自分の今の状態を数値化して感情を可視化するカウンセリングのことですね。
FS HIROBAで電話相談を受けている時もふんわりした回答じゃなく、具体的なアドバイスをモットーにしているのですが、この頃の勉強が活きていると思います。やっぱり恋愛で悩む方の感情は複雑だったり、相談者さん自身が把握してなかったりすることが多いので、丁寧に分析できる能力がすごく重要です。
──なるほど。ちなみに、 FS HIROBAでのカウンセリングは恋愛に特化していますが、北乃さん自身が過去に悩んでいた恋愛の経験ってありますか?
北乃:元々男性恐怖症で恋愛のスタートが周囲に比べて遅かったんです。男性のことを信じることができなくてうまくいかなかったですね。ただ、グイグイくる人に弱いので結果的に不倫の経験が多くなってしまいました。自分から男性にアプローチすることができないからこそ、私のことを引っ張ってくれる男性に惹かれたんだと思います。
──北乃さん自身も不倫の経験があるんですね。
北乃:はい。家庭を持っている男性は頼りになるのか、長いこと不倫していました。2回不倫したんですが、2回目の不倫が辛かったですね。離婚しないんだろうな、と思っていたのでこの不倫にゴールがないなって思っちゃって。一緒にいても奥さんのことが頭をよぎるし、2番手としての辛さもあって常に悩んでいる状態でした。関係を終わらせたいと思っても彼のことが好きだから、私から終わらせることはできませんでした。そして、彼に不満をぶつけたらうまくいかなくて結果的に別れてしまいました。
この2度目の不倫を終えた時にこのままじゃダメだ、変わらなきゃと強く思いました。恋愛は相手に色々求めてもダメで、自分が変わらないとうまくいかないものだと痛感したんです。
罪悪感を持たず、ポジティブに「恋愛」として向き合ってほしい
──北乃さんはどんな恋愛の相談を多く受けますか?
北乃:やっぱり不倫ですね。あとは復縁を結構受けています。私自身、別れてから相手から「会いたい」という連絡がきた経験もあるので、復縁するための振る舞い方に関するアドバイスが得意です。
──不倫に関してはどんな悩みが多いですか?
北乃:彼からの連絡が少なくなった、奥さんがいるのに彼を好きになってしまってどうしたらいいか分からない、自分が不倫するなんて思ってもみなかった、というのが多いです。
でも、私はそもそも不倫が悪いことだと思ってないんです。罪悪感を持つ方も多いんですが、自分の捉え方ひとつだと思います。なので、このような不倫の悩みに対しては「たまたま相手に奥さんがいたってだけで、恋愛として考えれば無駄にならない」と話しています。好きなのであれば覚悟を持って進むしかありません。なので、「あなたが本気だったらいくしかないし、本気じゃないのであれば辛いからやめたほうがいい」とも伝えますね。
不倫といえども、お互いにとって何か必要なものだから出会っていると思うので、離婚するかどうか、将来二人が一緒になるかどうかは別として、自分を確実に成長させてくれるものだとポジティブに向き合ってほしいですね。
──北乃さんが不倫を通して成長できたことってなんですか?
北乃:私の場合、やっぱり人を信じることができていなくて。不倫を通じて、人のことを信じないとダメだな、と実感しましたし、人に心を開いていくことも学びました。
あとは、奥さんがいてもこれだけ愛せたということは自信に繋がりました。そこまで愛情を持てると思えたことで、自分をしっかり持つことができました。
それに、器が大きくなりました。奥さんがいるのにいちいち嫉妬していたらうまくいくわけないですよね。広い目で見られるようになるというか……どうにかして奪ってやろう、じゃなくて相手の幸せを願って行動することで、考え方とか人に対する視野や愛情が広くなりますよ。
悩める現状に明確な道筋を示してあげたい
──相談者さんの話を聞いていて感じたり気づくことって何かありますか?
北乃:当たり前といえば当たり前ですが、皆さんネガティブで、ちょっとしたことで不安になってしまうのですが、ネガティブから始まる恋愛はネガティブな方向にしか進みません。いいところを見てお互いの可能性を信じていったほうがうまくいくのにな、と考えることが多いですね。
──不安いっぱいの相談者さんと電話を終えた後、どのような変化がありますか?
北乃:ちっちゃいことを気にしている方に「気にしなくていいよ」と言ったり、罪悪感に苛まれている人に「恋愛として考えると素敵なことだし純粋な気持ちで恋愛しているのであれば罪悪感を持つ必要はないよ」と話してあげると、「すごく気持ちが楽になった」と言ってくださる方が多いです。あとは精神面だけでなく行動面を変えるために具体的な課題も出すようにしています。
──課題、とは?
北乃:例えば、彼に対して連絡しすぎてしまう方であれば連絡を控えてみるとか、離婚できるの?と聞いちゃう方は聞かないようにするとか、彼と会った時に1日1回褒めてみようとか、そういったことを相談者さんの状況に応じて伝えています。
──課題を出してもらえると相談の価値が上がりますね。北乃さんはご自身のことをどんなタイプのカウンセラーだと思っていますか?
北乃:受け止めるだけのカウンセリングは物足りないと自身の経験で感じているので、答えをある程度明確にしてほしいと思っている方に向いているんじゃないかなと思います。一つでも未来が明るくなるようなお声がけをしてあげたいです。
──北乃さん視点からみると、 FS HIROBAはどんなサービスだと考えていますか?
北乃:割とはっきりモノをいうカウンセラーが多いと思うので、具体的なアドバイスをもらえるサービスだと考えています。私たちは恋愛工作を行って現場を見てきているので、想像でモノを言うのではなく個人がこれまでに見たリアルに基づいたアドバイスを受けられることが、他のサービスと違うところだと思います。
──最後に、北乃さんからのメッセージをお願いします!
北乃:一人で悩んでいる時って、どうしても視野が狭くなってしまい、間違った考え方に陥っちゃって、どんどん状況が悪化してしまうこともしばしばあります。
悩む前に人に相談することはすごく大切で、悩みを吐き出せば気持ちがとても軽くなります。それに加え、「自分の視野って狭かったんだ」ということに気づけると恋愛はもちろん、仕事や人間関係に対する考え方や行動が根本から変わり、いろんな部分がうまく動き出すようになります。
特に、女性は恋愛がうまくいっていると仕事も人間関係も良好になります。逆も然りです。仕事で頑張っていると、人が寄ってきてそこから恋愛に発展することもあるので、全ては繋がっているんじゃないかなと思います。
だから、一人で悩まないでほしいです。相談して、前向きになってほしいです。前向きになって人間力を高めることで、恋愛も仕事も人間関係も全てうまくいくんじゃないかな、と思っているのでそのお手伝いをさせてほしいです。「自分なんて」「どうせ2番手だから」と考えて苦しむ毎日に終止符を打ちましょう。
恋愛の9割はテクニックです。
恋愛テクニックと聞いて「本当に駆け引きは必要なの?自分に正直に真っ直ぐいるのがやっぱり一番相手に伝わるものでしょ」と思う方もいらっしゃるでしょう。
それも一理あります。
但し、それはお互いに恋愛の熱量が同じ、もしくは相手の方が貴方に惚れ込んでいれば。という条件下においてです。
彼が貴方に惚れ込んでいて何をしてもメロメロの状態であれば、貴方は自由に好きなだけ感情任せに動いて構いません。
多少自爆しようと彼はそれすら愛しいと感じてくれるはずです。
ここでお伝えしたいのは
「彼は既婚者であり、父親、配偶者としての別の役割、別の顔を持っている場合」
「彼があなたに対しての恋愛感情に一線を引いているもしくは少し低下してきている場合」
は、恋愛テクニックや駆け引きは必ず必要だということです。
特に不倫恋愛の場合は、彼側にも恋愛のテンションに高低差が出てきます。
ふいに恋愛脳を維持できなくなるタイミングもあるでしょう。
そんな時に感情任せに動いたり接することが、彼の気持ちを萎えさせてしまうケースを私達は数えきれない位に見てきました。
人によって千差万別ですが、必ず人の感情には『こう働きかければ、こう反応する』という法則がちゃんとあります。
彼のテンションが下がるには理由があり、そうなってしまった心理が彼側にあります。
感情に身を任せるのではなく、テクニックを知った上で彼に接してみると面白いように反応をコントロールできます。
大きな綻びになる前に最小限の状態でその芽を摘むことは可能です。
あんなに「俺は離婚は出来ないから」と言っていた彼が
「こういう風に動いていこうと思ってる。こういう話を嫁とした。時間はかかるけどこれ以上は待たせないから。信じて欲しい」と言ってくれる状況に変っていくケースもたくさん見てきました。
「アドバイス貰った通りにやってみたら彼が本当に変わりました!なぜもっと早く相談しなかったのだろうと後悔しています…」
と言われることも私達にとっては有難く、同時に必ず言われるお言葉となりました。
感情だけで訴えかけても、解決できない問題はたくさんあります。
本気であれば、素直さ正直さだけでなく戦略性や計画性、時には打算的にならなければなりません。
だから私たちは「ただ寄り添うだけ」「貴方の気持ちを楽にするだけ」の電話相談はしていません。
彼との問題やお悩みを、”頭で理解し、分析して、具体的な行動”で変えていく。
解決や望む状況を作っていくことを優先してアドバイス致します。
今のままでいい…と思えない方はまずは第一歩。
あなたからのお電話をお待ちしています!