不倫相手(既婚者)が離婚して、私と結婚してくれた話 準備編
こんにちは、別れさせ屋のアクアグローバルサポートです。
不倫相手(既婚者)が離婚して、私と結婚してくれた話の続きをお送りします。
※ご本人の許可を得て掲載しております。個人情報に関わる内容は一部改変しております。
不倫相手(既婚者)が離婚して、私と結婚してくれた話
【登場人物】
依頼者 | かなえさん(仮名) | ターゲット | 俊さん(仮名) |
年齢 | 20代後半 | 年齢 | 30代後半 |
職業 | 一般職 | 職業 | 営業 |
結婚歴 | なし | 結婚歴 | 既婚者(子なし) |
まず、忘れること
弊社の復縁サポートを開始したかなえさんがまず始めたこと。
それは、俊さんのことを忘れることでした。
関係を修復したいと言って相談しに来ているのに相手のことを忘れろと言われるの?そうお思いの方も多いでしょう。
ですが、俊さんと不倫してきた2年間、かなえさんの頭の中は俊さんのことで一杯でした。
「いつ離婚してくれるんだろう?」
「私は本当にこのままで幸せになれるのか。」
不倫関係を周りに知られる訳にもいかないので、誰にも相談できず一人悶々と考える日々。
そのストレスをぶつける相手は俊さんしかおらず二人の関係性は悪くなる一方です。
二人の関係性を好転させるためには、まず俊さんのことを考えない時間を作ることが必要でした。
幸い、部署異動で俊さんと会社で顔を会わせることは無くなっていました。
疲れは無駄な思考をなくす
次に、俊さんと距離を置きはじめたかなえさんに新しい趣味を始めてもらいました。
不倫し始めてからというもの、いつ俊さんに呼ばれてもいいように休みの日は家にいる癖が付いていたかなえさん。
これも彼女の頭の中を悪い方向に進めていた一因です。
いろんな趣味を検討した結果、かねて興味のあったヨガを始めることに。久しぶりに汗を流したと、かなえさんはとても嬉しそうでした。
新しい趣味を始めたことは、私たちにとっても想像以上の結果をかなえさんにもたらしました。
ちょっとした自信が生み出した大きな変化
サポートを始めて1ヶ月半後、普段はメールでのやりとりですが、この日はかなえさんが復縁カウンセリングを受けにやってきました。
「こんにちは!」
かなえさんの大きな声に思わず「どうしたんですか!」と突っ込んでしまうくらい明るい彼女がそこにいました。
ヨガを始めて以来、新しいことを始める意欲が湧いてきてネイルをしたりランニングを始めているそうです。
そして、会社の同僚に「最近、きれいになったよね」と言われすごく自信がついたということでした。
俊さんのことを考えない訳ではないけど、俊さんに連絡をしたくなった時は私たちにメールをするという約束をしていたのでそれも彼女の気持ちを支えていたようです。
作戦開始
かなえさんの変化を見て、俊さんの気持ちを動かす次なるアクションを行うことに決定しました。
まず、かなえさんに俊さんと会う約束を取り付けてもらいました。
俊さんと距離を開けていた1ヶ月半の間、2回ほど俊さんからの誘いを断っていたので、俊さんからはすぐ連絡が返ってきました。
かなえさんは俊さんから誘われた時、
「彼からの誘いを断って、彼が離れて行ってしまわないでしょうか?」
と心配していたのですぐ連絡が返ってきたことに驚いていました。
この時まだ、彼女は気づいていませんでした。
1ヶ月半の間にどれだけ自分自身が変わったか、そして俊さんの気持ちにどれだけ変化が起きていたか。
ミッション1 ただひたすら観察せよ
かなえさんが俊さんと久しぶりに会う日、私たちは彼女と一つの約束をしていました。
“俊さんから探りを入れられたり、嬉しいことを言われても反応しないでください。”
私たちは経験上、俊さんが「最近何かあった?」もしくは「君のことが大切だよ」のどちらかを言ってくるだろうと想定していました。
なぜなら、自分の言うことを今まで聞いていたかなえさんから初めて会うことを断られ、彼女からのメール頻度も下がっていたからです。
こういう場合男性には2つの行動パターンが見られます。
①最近なにかあった?などと探りを入れてくる。
②自分の思いを伝えて、気持ちを引き戻そうとする。
これに反応してしまうと、俊さんは満足してしまいます。
逆に、全く反応せず、微笑んでかわすことで俊さんの頭の中でもう一つ”クエスチョン”を植えつけることができます。
これこそが、今回会うことの一番の目的です。
立場の逆転
私たちの予想は的中しました。
俊さんは、しきりに最近どうしたの?と探りを入れてきたそうです。
「別に何もないよ。最近ヨガを始めてすごく楽しいよ。」と笑顔でかわしてきたとかなえさんは言っていました。
実は、私たちはかなえさんが俊さんと会った時にもう一つチェックしておきたいことがありました。
それは、彼女にも事前には伝えていないことです。
「かなえさん、俊さんと会ってまた会いたくなりましたか?」
「会いたいですけど、連絡を我慢できないというほどじゃないですね。あと会った時もすごくリラックスして会うことができました。」
「かなえさんが俊さんと気持ちに余裕を持って会うために、趣味を始めてもらったりしたんですよ。それが確認できてよかったです。」
いくら変わったと言っても、元カレ元カノと会うと一気に元通りになってしまう方もよくいらっしゃいます。
復縁を進めていくためには、会った時に今までと違う自分を見せる必要があります。
かなえさんは十分自分をコントロールできるまで気持ちを整理できていました。
これで、俊さんに畳み掛ける準備がすべて整いました。
次回の更新を乞うご期待!!
続き 不倫相手(既婚者)が離婚して、私と結婚してくれた話 完結編はこちら
恋愛の9割はテクニックです。
恋愛テクニックと聞いて「本当に駆け引きは必要なの?自分に正直に真っ直ぐいるのがやっぱり一番相手に伝わるものでしょ」と思う方もいらっしゃるでしょう。
それも一理あります。
但し、それはお互いに恋愛の熱量が同じ、もしくは相手の方が貴方に惚れ込んでいれば。という条件下においてです。
彼が貴方に惚れ込んでいて何をしてもメロメロの状態であれば、貴方は自由に好きなだけ感情任せに動いて構いません。
多少自爆しようと彼はそれすら愛しいと感じてくれるはずです。
ここでお伝えしたいのは
「彼は既婚者であり、父親、配偶者としての別の役割、別の顔を持っている場合」
「彼があなたに対しての恋愛感情に一線を引いているもしくは少し低下してきている場合」
は、恋愛テクニックや駆け引きは必ず必要だということです。
特に不倫恋愛の場合は、彼側にも恋愛のテンションに高低差が出てきます。
ふいに恋愛脳を維持できなくなるタイミングもあるでしょう。
そんな時に感情任せに動いたり接することが、彼の気持ちを萎えさせてしまうケースを私達は数えきれない位に見てきました。
人によって千差万別ですが、必ず人の感情には『こう働きかければ、こう反応する』という法則がちゃんとあります。
彼のテンションが下がるには理由があり、そうなってしまった心理が彼側にあります。
感情に身を任せるのではなく、テクニックを知った上で彼に接してみると面白いように反応をコントロールできます。
大きな綻びになる前に最小限の状態でその芽を摘むことは可能です。
あんなに「俺は離婚は出来ないから」と言っていた彼が
「こういう風に動いていこうと思ってる。こういう話を嫁とした。時間はかかるけどこれ以上は待たせないから。信じて欲しい」と言ってくれる状況に変っていくケースもたくさん見てきました。
「アドバイス貰った通りにやってみたら彼が本当に変わりました!なぜもっと早く相談しなかったのだろうと後悔しています…」
と言われることも私達にとっては有難く、同時に必ず言われるお言葉となりました。
感情だけで訴えかけても、解決できない問題はたくさんあります。
本気であれば、素直さ正直さだけでなく戦略性や計画性、時には打算的にならなければなりません。
だから私たちは「ただ寄り添うだけ」「貴方の気持ちを楽にするだけ」の電話相談はしていません。
彼との問題やお悩みを、”頭で理解し、分析して、具体的な行動”で変えていく。
解決や望む状況を作っていくことを優先してアドバイス致します。
今のままでいい…と思えない方はまずは第一歩。
あなたからのお電話をお待ちしています!
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