【2】素人が調査の基本を学ぶの巻
〜前回のあらすじ〜
ある日、飯田橋駅前発信局に「探偵破り」から挑戦状が届く。
やってきた3人組は、スゴ腕のようで実はただの大学生。無論、探偵などできない。
代表・藤木氏の采配により、彼らは探偵業を学ぶことになった。
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さて、ということで探偵業務に挑戦することになった、ド素人3人組。
どうやら話を聞くに、彼らはリアルに素人のようであった。
やむを得ず神奈川県の某高校で赤い髪の不良にゴリラのキャプテンがみっちりバスケの基礎を叩き込んだように、3人に基礎を教えることにする。
と言うよりそろそろ探偵破りという設定に限界を感じてきたので、青春探偵モノ路線への変更を図る。
講習を受ける風景を見るに、じつに熱心に聞いているように思える。
大盛況につき日々依頼がやむことのないアクアグローバルサポート社(広告)エースである専務による講義なので、いかな素人と言えど、スキルの上昇は明らかなはずである。
なにしろ、懇切丁寧な調査・工作と依頼者のことを真剣に考えた対応で依頼がやむことのないアクアグローバルサポート社(広告)エースである専務による講義なのである。
さて、ここで今回探偵に挑戦してもらう素人3人を紹介しておこう。
カキタニくん
大学3年生
特技 脱走した飼い猫を夜の公園から見つけ出すことに定評がある。
中学生の頃、自身も夜の公園で将来に対して迷子になったとかならないとか。
漆黒ノ追跡者(ダーク・キャットチェイサー)。
フジモトさん
大学3年生
特技 お母さんが隠したへそくりの場所を10箇所特定した。
現在、ヘソクリの経済的効果について独自研究を進めているという事実はない。
深淵ノ特定者(ディープ・ターゲッター)。
アライくん
大学4年生
特技 痴漢しそうな人は顔で分かります。
今回も、「アンパンと牛乳を持っているひとは探偵ですね」と豪語するほどの洞察力を持つ。
電動式判定者(エレクトリカル・ジャッジ)。
この3人が、飯田橋駅前発信局が指令するミッションに挑む!
〜ミッション1〜
面取り編 帰宅中の対象者Aを飯田橋駅で特定せよ
さて、始まりました。ミッション1面取り編。
『面取り』とは探偵が調査を行うにあたって真っ先に行うものです。
いわゆる“依頼者から提供される情報を元に対象者を特定する”業務ですね。
画面の前の皆さんにもちょっと真面目に面取りについてお教えしましょう。
依頼者は、調査してほしい対象者の情報(写真や写メ、顔の特徴など)を提供します。
探偵はその情報を元に会社や駅など対象者が定期的に訪れる場所に張り込み、調査を進めるためのターゲットの特定を行うのです。
順番はこうですね。
1、対象者の顔を確認する
2、対象者の訪れる場所に張り込んで本人を特定する
このように言葉で説明すると、
まあ顔は分かってるんだし簡単じゃん。
という声が聞こえてきそうですが……
そんな甘いもんじゃないんですよ。
いつでてくるか分からないし、似たような人も沢山いるので、
本人か? これは本人なのか!? いや……本人じゃないか?
などと疑心暗鬼に陥り、顔がよく分からなくなってくるなんてこともあります。
完全に赤いひとを感じられなくなったぽんこつニュータイプです。
ということで面取りの基本をお教えいたしますね。
面取りの講師は、当サイトを監修しているアクアグローバルサポートさんのエース的存在の探偵さんです。
かつてはアメリカの市警で内部調査官をしていたとか。
警察の不正を暴くなんて映画みたいな話ですね。
おっ、真面目に質問なんかしてますね。
ここで皆さんにも面取りの極意をお教えしましょう。
1、周りにとけこむ
ターゲットの中には、調査開始時に既に疑われてるという場合もあります。
(過去に探偵に依頼したとバレているケースなど)
なので少しでも目立ってしまうと調査は上手くいきません。
そこで徹底的に街に溶け込むのです。
ぼーっと立ってたり、歩いていると近づいても意外と人は気に留めません。
いかにオーラを消せるかがポイントです。
そうカメレオンの様に溶け込みましょう。
2、じろじろ見すぎない
初対面の方と待ち合わせた時、
服装など聞いていなくても「あ、あの人かな」って分かることないですか?
人を捜している人ってかなり目立つんですよね。
だからきょろきょろしている人は見つけやすく待ち合わせもしやすくなる。
なので、探偵はその反対をつきます。
「見ない」
これが極意です。いかに見ずにターゲットを見つけるか。これがバレない面取りの極意です。
いくらカメレオンになっても、こんなに見つめたらダメです。
そろそろ面取り講義が終わったようです!
いよいよ3人に面取りミッションに挑戦してもらいましょう。
いってらっしゃ~い(某巨大テーマパーク風)。
恋愛の9割はテクニックです。
恋愛テクニックと聞いて「本当に駆け引きは必要なの?自分に正直に真っ直ぐいるのがやっぱり一番相手に伝わるものでしょ」と思う方もいらっしゃるでしょう。
それも一理あります。
但し、それはお互いに恋愛の熱量が同じ、もしくは相手の方が貴方に惚れ込んでいれば。という条件下においてです。
彼が貴方に惚れ込んでいて何をしてもメロメロの状態であれば、貴方は自由に好きなだけ感情任せに動いて構いません。
多少自爆しようと彼はそれすら愛しいと感じてくれるはずです。
ここでお伝えしたいのは
「彼は既婚者であり、父親、配偶者としての別の役割、別の顔を持っている場合」
「彼があなたに対しての恋愛感情に一線を引いているもしくは少し低下してきている場合」
は、恋愛テクニックや駆け引きは必ず必要だということです。
特に不倫恋愛の場合は、彼側にも恋愛のテンションに高低差が出てきます。
ふいに恋愛脳を維持できなくなるタイミングもあるでしょう。
そんな時に感情任せに動いたり接することが、彼の気持ちを萎えさせてしまうケースを私達は数えきれない位に見てきました。
人によって千差万別ですが、必ず人の感情には『こう働きかければ、こう反応する』という法則がちゃんとあります。
彼のテンションが下がるには理由があり、そうなってしまった心理が彼側にあります。
感情に身を任せるのではなく、テクニックを知った上で彼に接してみると面白いように反応をコントロールできます。
大きな綻びになる前に最小限の状態でその芽を摘むことは可能です。
あんなに「俺は離婚は出来ないから」と言っていた彼が
「こういう風に動いていこうと思ってる。こういう話を嫁とした。時間はかかるけどこれ以上は待たせないから。信じて欲しい」と言ってくれる状況に変っていくケースもたくさん見てきました。
「アドバイス貰った通りにやってみたら彼が本当に変わりました!なぜもっと早く相談しなかったのだろうと後悔しています…」
と言われることも私達にとっては有難く、同時に必ず言われるお言葉となりました。
感情だけで訴えかけても、解決できない問題はたくさんあります。
本気であれば、素直さ正直さだけでなく戦略性や計画性、時には打算的にならなければなりません。
だから私たちは「ただ寄り添うだけ」「貴方の気持ちを楽にするだけ」の電話相談はしていません。
彼との問題やお悩みを、”頭で理解し、分析して、具体的な行動”で変えていく。
解決や望む状況を作っていくことを優先してアドバイス致します。
今のままでいい…と思えない方はまずは第一歩。
あなたからのお電話をお待ちしています!
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