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不倫相談塾

夫が浮気を怪しむとき

2015年7月2日

 

前回の記事を男女ごとにもうすこし掘り下げて簡単にまとめてみました。
本日は男性編です。

まず最初に当たり前のことを言っておきましょう。

大前提:夫婦仲がいい場合は非常に浮気は起こりづらい

これをお伝えするだけの記事だと言っても過言ではありません。
妻の浮気を疑う前に、夫の浮気を疑う前に、夫婦仲をよくしていくことが浮気の予防にはもっとも有効だということを忘れないようにしましょう。

さて、

夫が浮気を怪しんでいる

ということは、

夫は妻が浮気をしている(かもしれない)と思っている

ということです。
これは

浮気を疑う夫の抱える問題
浮気を疑われる妻の抱える問題

のどちらも問題がありますよね。

夫は疑うようなことをしてはいけないし、妻は疑われるようなことをしてはいけません。
これだから男は! とか、だから女は! という話にしてしまうのも味気ないものです。
どっちにも問題はあります。
浮気をしてしまったらしてしまった事実は消せません。
まず前回出てきた

よくある夫が妻の浮気を疑う場面

について考えてみましょう。

・セックスレス
・仕事の帰りが遅い
・携帯をいじる頻度が増えた

などですね。

「セックスレス」

セックスレスについてはなかなか踏み込みづらい部分もあります。
ただこれまでの依頼の傾向からしてみると、

女性は浮気にそこまでの肉体的充足を求めていない

という傾向はあります。
ですから、セックスレスだけで浮気を疑うのはすこし早計かもしれません。
そもそも女性は肉体的欲求の解消のため浮気という選択をしにくいのだと思います。
ただ

触れられること自体を嫌がる
距離が近いことを嫌がる

となるとすこし話は別です。
最終的に行為に至らなくても、接触自体を拒まれるようなことがあるとたしかにキケンかもしれません。

「仕事で帰りが遅い」

妻の仕事の帰りが遅くなったからと言って、不倫している、浮気しているというのも早計です。
たしかにこのケースはあります。
ただそれが怪しまれるということは、女性にだってわかります。

・そもそも夫は帰りが遅いくらいのことは気にしてないと思っている
(自分に興味がないと妻に思われている)
・もはやあまり隠す気がない
(不倫相手や状況に酔っている)

のどちらかであろうと思われます。
中には本当に「仕事はうまい言い訳になる」と思っているひともいるかもしれませんが、そんな浅はかな思考の持ち主とは別れた方がいいかもしれません。
本当に隠す気であれば、仕事を休んで不倫して、普段通りに帰宅した方がよほど巧妙です。
ですから妻が本当に浮気をしていて、帰宅が遅くなったときに「仕事」を言い訳にするときは、

夫の気持ちが冷めていると妻が思っている
妻の気持ちがすでに離れている

ことが多いわけです。

「携帯をいつもいじっている」

これだけでは正直に言ってわかりません。
すごくおもしろいアプリを入手したのかもしれませんし、お友達と会話に夢中なのかもしれません。
携帯を見られるのを嫌がったとしても、誰だって携帯を覗かれるのは嫌なものですからふつうです。
最初に言ったように、疑われるような行動はすべきではないですが、疑っている素振りを見せることだってすべきではありません。
アプリや会話している友人のことを尋ねるのは悪くありませんが、まず浮気しているという疑いありきで話しかけたりはしないようにしましょう。
ただセックスレスと同様に

夫との会話よりも携帯操作を優先し続ける

ようになったときは要注意です。

まとめると、

妻の浮気は行動ではなく態度から察するべき

です。
帰りが遅い、携帯を離さない、セックスしない。
そういう行動から浮気が確信できるようになったらもはや末期です。
妻の気持ちはほぼ離れていると見ていいでしょう。
浮気で留めているのは、離婚したくないからかもしれませんし、金銭的な問題かもしれませんし、浮気相手の問題かもしれませんが、問題がクリアになれば夫を捨てて浮気相手に走ってもおかしくありません。
そういう行動を妻がしていても、ふだんどおりに笑ってくれたり、話してくれたりしているうちは、疑うだけ無駄です。
逆に早く帰ってきて、携帯も潔白、夫婦関係もある、というような状態でも、会話が楽しくなさそうだったり、冷たいことばを投げかけられたりする方が、浮気の可能性は高いと言えます。

妻の浮気は心的な充足を求めている

ことが非常に多いので、夫に心的な充足を感じられなくなったときには、浮気をしてしまう場合もあるようです。

恋愛の9割はテクニックです。

恋愛テクニックと聞いて「本当に駆け引きは必要なの?自分に正直に真っ直ぐいるのがやっぱり一番相手に伝わるものでしょ」と思う方もいらっしゃるでしょう。
それも一理あります。

但し、それはお互いに恋愛の熱量が同じ、もしくは相手の方が貴方に惚れ込んでいれば。という条件下においてです。
彼が貴方に惚れ込んでいて何をしてもメロメロの状態であれば、貴方は自由に好きなだけ感情任せに動いて構いません。
多少自爆しようと彼はそれすら愛しいと感じてくれるはずです。

ここでお伝えしたいのは
「彼は既婚者であり、父親、配偶者としての別の役割、別の顔を持っている場合」
「彼があなたに対しての恋愛感情に一線を引いているもしくは少し低下してきている場合」
は、恋愛テクニックや駆け引きは必ず必要だということです。

特に不倫恋愛の場合は、彼側にも恋愛のテンションに高低差が出てきます。
ふいに恋愛脳を維持できなくなるタイミングもあるでしょう。
そんな時に感情任せに動いたり接することが、彼の気持ちを萎えさせてしまうケースを私達は数えきれない位に見てきました。

人によって千差万別ですが、必ず人の感情には『こう働きかければ、こう反応する』という法則がちゃんとあります。
彼のテンションが下がるには理由があり、そうなってしまった心理が彼側にあります。
感情に身を任せるのではなく、テクニックを知った上で彼に接してみると面白いように反応をコントロールできます。
大きな綻びになる前に最小限の状態でその芽を摘むことは可能です。

あんなに「俺は離婚は出来ないから」と言っていた彼が
「こういう風に動いていこうと思ってる。こういう話を嫁とした。時間はかかるけどこれ以上は待たせないから。信じて欲しい」と言ってくれる状況に変っていくケースもたくさん見てきました。
「アドバイス貰った通りにやってみたら彼が本当に変わりました!なぜもっと早く相談しなかったのだろうと後悔しています…」
と言われることも私達にとっては有難く、同時に必ず言われるお言葉となりました。

感情だけで訴えかけても、解決できない問題はたくさんあります。
本気であれば、素直さ正直さだけでなく戦略性や計画性、時には打算的にならなければなりません。
だから私たちは「ただ寄り添うだけ」「貴方の気持ちを楽にするだけ」の電話相談はしていません。
彼との問題やお悩みを、”頭で理解し、分析して、具体的な行動”で変えていく。
解決や望む状況を作っていくことを優先してアドバイス致します。
今のままでいい…と思えない方はまずは第一歩。
あなたからのお電話をお待ちしています!