離婚すると言ってしない男シリーズ【男の離婚決意編】
別れさせ屋のアクアグローバルサポートです。
さて今回は、「離婚すると言ってしない男シリーズ」
第2弾です。
前回は『離婚すると言ってしない男シリーズ【男の心理編】』を更新しました。
前回お伝えしたことを一言でまとめると、
ある程度本気で付き合っている既婚男性は、「離婚も視野に入れている」的な発言をよくするのですが、計画性や覚悟を持って発した言葉ではないので、この一言に可能性を感じてはいけない
ということでした。
そう言い切ってしまうと、
「じゃあ彼が離婚を決意する可能性は全くないの?」
という話になりますが、そういうことではありません。
あくまで
「離婚を考えてるよ」と言っている状態では何も考えていない
ということを知って欲しかったのです。
今日は、彼に離婚を決意させるまでについて書いてみたいと思います。
その前に、少し厳しい言い方になってしまうかもしれませんが、工作員として不倫するたくさんの男女の本音を直接聞いてきた私が思っていることをお伝えします。
今、この記事を読んでくださっている皆さんは、初めから不倫しようと思っていた方は殆どいないと思います。
彼に惹かれてしまって、その結果不倫しているという方が殆どです。
ですが、このサイトで相談してくださる殆どの方にとってのゴールは
彼が離婚して、あなたと一緒になる選択をしてくれることです。
その想いを私たちは一切否定しませんし、その想いに応えるためにカウンセリングや別れさせ工作を行っています。
ですが知っておいて欲しいことは、
不倫している殆どの男性は、初めからゴールのことは考えていない
ということです。
家庭がありつつ、不倫相手の女性に気持ちや肉体の面で満たして欲しい
基本的にそんな都合のいいことを考えています。
だから、「離婚するから」っていう言葉も、本気で離婚を考えているというよりは、「この関係を少しでも長く続けたい」気持ちの現れなのです。
皆さんの希望を打ち砕くためにこんなことを言っている訳ではありません。
「男性の気持ちなんてそんなものだ」と知っておいた上で、その気持ちをいかに揺り動かしていくか。
それが、皆さんがやっていかなくてはいけないことであり、私たちのミッションでもあります。
男性はそんな簡単に離婚を決意しないし、言葉で「離婚して欲しい」といったぐらいで状況が変わるものではない
と分かっておいてください。
離婚を決意してはいないけど、想像したことはある
別れさせ工作で、不倫中の男性と接触して話すことがよくあるのですが殆どの男性が
「彼女(不倫相手)と結婚したら、どんな感じかなーって考えることはあるよね。」
と答えます。
その時点で、離婚する可能性はゼロではありません。
今の家庭を続けられない(もしくは、続ける必要がない)理由と、あなたと一緒に過ごす具体的なイメージが重なる瞬間、彼の中で離婚への決意が一気に加速します。
そこに向けてあなたにしていただきたいこと。それは。
彼が離婚を躊躇する根本的な理由(本音)を知ること
彼に「この人に適当なはぐらかしは通用しない」と思わせること
です。
今まで、彼が離婚できない理由を聞いたことがある方はいらっしゃると思います。
「子供がいるからなあ」
「まあ奥さん仕事してないしなあ」
これらも本心であると思いますが、一方で「これを言っておけば相手も突っ込んでこれない」という気持ちもあると思います。
離婚できない理由が、本当に「奥さん」や「子供」だとしても、話を先延ばしにするために言っているだけなのか、本心で言っているのかによって意味合いは大きく変わってきます。
私たちは、彼が離婚するかも大事ですが、皆さんに「無駄なことに時間を使ってほしくないし、幸せな方向に進んでいって欲しい」と思っています。
だから、彼の先延ばし的なのらりくらりとした曖昧な理由にずっと付き合っていて欲しくないのです。
だから、彼を本音で話す土俵に引きずりだします。
その際に、決して感情的になってはダメです。感情的ではなく冷静だからこその「凄み」を身にまとっていただきたいと思っています。
離婚についての彼の本音を引き出す会話
まず、あなたから先手を打ちます。
「私たち付き合って一年経つよね。私は将来一緒に入られたらいいなと思ってるけど、あなたは子供も家庭もあるから難しいなとも思ってる。あなたが、その辺をどういう風に考えてるかだけ聞いておきたいな。」
これはあくまで一例ですが、努めて落ち着いた口調で話すことがポイントです。
「どうしたんだよ、急に。(笑)」
とちょっと笑いの空気に持って行こうとする男性も出てきますが、
「まあ、ちょっと聞いておきたいと思ったから、教えてくれる?」
と冷静に返すことで(決して怒った空気感ではなく少し微笑むくらい)、
「ちゃんと答えなきゃいけない雰囲気だな」ということを感じさせます。
ここで恐らく、予定調和的な、離婚できない理由が返ってきます。
「子供がまだ小さいからね。今すぐは考えられないなあ。」
きっぱりと離婚はないと言い切る人も少ないですし、離婚するとも言いません。なんとなく濁すことで結論を出すことはないでしょう。
ここで相手の本音を引き出すために流れを変える一手を打ちます。
「じゃあさ、あなたの子供の手が離れるまで、待ってるって言ったらどうする?」
あなたが一方的に待つ、というと相手は恐らくこう返してきます。
「約束できないことに、待たせるのは悪いよ。」
あくまであなたを思いやっているような、でもなんとなく濁すような返答です。
次の一手が、彼の本音へと迫ります。
「これは、私の意思だから。あなたが悪いなんて思う必要はないよ。」
そこまで女性に言い切られると、男性はふわっと濁して逃げられなくなります。
「こんなに覚悟が決まっているのか、自分も本音を話さないといけない。」と思うのです。
次の一手で見える男性の本音にちゃんと耳を傾けてください。
例えば、ある男性はこう言うでしょう。
「ごめん、待ってもらっても無理だよ。君の人生をそんなことに使わせられないから別れよう。」
この”無理”という言葉は、彼が言わずに濁してきた本音に他なりません。
自分にその気がないのに、何年も待たれる罪悪感に耐えられなくなって本音を話すケースです。この場合は、辛いですが相手に離婚する気は全くないですから、先程言ったように時間を無駄にする前に別れを考えたほうがいいと、カウンセリングでもお話しします。
こんな男性もいます。
「今は別れるとは約束できない。どうなるか分からないから、待ってくれとは言わないけど、俺も真剣に今後のこと考えてみる。」
これは離婚する気にはなっていないですが、全く可能性がないわけではありません。
別れさせ工作だと、このタイプの男性は『離婚する方向に心理誘導』することは十分可能だと判断します。
でもこの言葉を引き出してから、「彼女(あなた)を幸せにしたい、そして彼女と幸せになりたい」と思ってもらえるような努力は必ず必要です。
最後はこのタイプです。
「離婚も考えてみたんだけど、今の給料じゃ養育費も払えないし現実的に難しいんだよ。」
彼女に対して「お金がないから離婚できない」なんて誰しも言いたくないものです。だから、別の理由で誤魔化していたものの、離婚できない実の理由を引き出されたケースです。離婚できない具体的な障壁はあるものの、『離婚を真剣にシミュレーションしたことがある』訳ですから、具体的な障壁を取り除けば離婚する可能性は高まります。
ここで大事なのは、あなたと一緒だったら乗り越えられると彼が思えることです。
その場の言葉一つで気持ちを固めさせることは難しいので、付き合いを続ける中で『頼もしさ』や『一緒に考えてくれる心強さ』を彼に感じてもらう必要があります。
殆どの女性は彼の本音まで踏み込めていない。
今日お伝えしたことは、「彼が全く離婚する気がない事実」まで突き止めてしまう可能性がある訳ですから、とても勇気がいることです。
ここに踏み込まないからこそ、何年も付き合えているという方もいると思います。
これに正解はありません。
たとえ不倫でも、繋がりを持ち続けることが大事であれば、彼の本音に踏み込む必要はないと思います。
でも彼の離婚を望むのであれば、彼の本音に踏み込み「離婚する可能性があるのか」としっかり判断して欲しいのです。
私たちは「彼と幸せになること」のお手伝いではなく、「あなたが幸せであること」のお手伝いがしたいので、「あなたを幸せにする気がない相手」なのであれば早く見極めることも一つだと思っています。
勇気を出して一歩踏み込む前に、「一度心の準備をしたい」とか「このやり方でいいのか確認しておきたい」という方は私たちに電話でもメールでもよいのでご連絡ください。
重要かつ、何度も繰り返せない一歩なので、慎重に進めて欲しいと思います。
恋愛の9割はテクニックです。
恋愛テクニックと聞いて「本当に駆け引きは必要なの?自分に正直に真っ直ぐいるのがやっぱり一番相手に伝わるものでしょ」と思う方もいらっしゃるでしょう。
それも一理あります。
但し、それはお互いに恋愛の熱量が同じ、もしくは相手の方が貴方に惚れ込んでいれば。という条件下においてです。
彼が貴方に惚れ込んでいて何をしてもメロメロの状態であれば、貴方は自由に好きなだけ感情任せに動いて構いません。
多少自爆しようと彼はそれすら愛しいと感じてくれるはずです。
ここでお伝えしたいのは
「彼は既婚者であり、父親、配偶者としての別の役割、別の顔を持っている場合」
「彼があなたに対しての恋愛感情に一線を引いているもしくは少し低下してきている場合」
は、恋愛テクニックや駆け引きは必ず必要だということです。
特に不倫恋愛の場合は、彼側にも恋愛のテンションに高低差が出てきます。
ふいに恋愛脳を維持できなくなるタイミングもあるでしょう。
そんな時に感情任せに動いたり接することが、彼の気持ちを萎えさせてしまうケースを私達は数えきれない位に見てきました。
人によって千差万別ですが、必ず人の感情には『こう働きかければ、こう反応する』という法則がちゃんとあります。
彼のテンションが下がるには理由があり、そうなってしまった心理が彼側にあります。
感情に身を任せるのではなく、テクニックを知った上で彼に接してみると面白いように反応をコントロールできます。
大きな綻びになる前に最小限の状態でその芽を摘むことは可能です。
あんなに「俺は離婚は出来ないから」と言っていた彼が
「こういう風に動いていこうと思ってる。こういう話を嫁とした。時間はかかるけどこれ以上は待たせないから。信じて欲しい」と言ってくれる状況に変っていくケースもたくさん見てきました。
「アドバイス貰った通りにやってみたら彼が本当に変わりました!なぜもっと早く相談しなかったのだろうと後悔しています…」
と言われることも私達にとっては有難く、同時に必ず言われるお言葉となりました。
感情だけで訴えかけても、解決できない問題はたくさんあります。
本気であれば、素直さ正直さだけでなく戦略性や計画性、時には打算的にならなければなりません。
だから私たちは「ただ寄り添うだけ」「貴方の気持ちを楽にするだけ」の電話相談はしていません。
彼との問題やお悩みを、”頭で理解し、分析して、具体的な行動”で変えていく。
解決や望む状況を作っていくことを優先してアドバイス致します。
今のままでいい…と思えない方はまずは第一歩。
あなたからのお電話をお待ちしています!