【不倫相談塾】不倫相手の奥さんに不倫をバラしてしまいました。解決編

2015年9月21日2021年9月9日

別れさせ屋のアクアグローバルサポートです。
前回更新した「不倫相手の奥さんに不倫をばらしてしましました」
今日はいよいよ解決編をお届けします。

前回のあらすじ

依頼者はゆきさん。不倫相手の勝之さんとは会社の同僚です。勝之さんには会社で出会い結婚した順子さんという奥さんがいます。
ゆきさんは、「順子と離婚してお前と結婚する」と言いながら動かない勝之さんに痺れを切らし、順子さんに不倫をバラすという強硬策をとってしまい、順子さんを激怒させるという結果に。頑なに離婚しない姿勢を見せる順子さんにアクアは女性工作員を接触させ、工作はスタートしました。

相談者	ゆきさん（仮名）	不倫相手	勝之さん（仮名）	不倫相手の妻	順子さん（仮名）
年齢	20代後半	年齢	30代半ば	年齢	30代後半
職業	営業事務	職業	企画営業	職業	専業主婦
結婚歴	バツイチ（4歳息子）	結婚歴	既婚者（子なし）	結婚歴	既婚者（子なし）

最高の話し相手

前回、順子さんが通うフラワーアレンジメント教室に女性工作員・恭子が潜入し、接触に成功しました。
恭子は順子さんと同じ30代後半、既婚者で子なしという設定にしました。
何回かアレンジメント教室に通う中で自然と話すようになって教室後にお茶をすることに。

順子さんが韓国アイドルにはまっているという情報は勝之さんから入手済みでしたので、
恭子のスマホの待ち受けを同じ韓国アイドルにしておきました。
順子さんは「えっ、恭子ちゃんもＯＯＯが好きなの！？」と見事に食いついてきました。
韓国アイドルについて話せる友達がいなかったようで、順子さんとの距離がぐっと縮まりました。

韓国アイドルを好きになりたてで詳しくないと恭子が話すと、色々教えてあげると言って順子さんから頻繁に誘われるようになりました。
その中で、徐々にお互いの旦那の話についても色々するようになりました。

順子さんの本音

「私、旦那が浮気してるかもしれないんだよね」
恭子が話すと、順子さんの顔色がさっと変わるのがわかりました。
恭子は別にショックでなかったと話し、子供もいないし、旦那への愛情もないからもし浮気が事実だったら別れようかなと思っていると話しました。
すると順子さんも自分の話をしはじめました。

「私たち本当に似てるね。実は私も旦那が浮気してて、その浮気相手から連絡があったんだ。」

順子さんから聞き出したかった情報がようやくでてきました。

「それで順子さんはどうしたいの？旦那さんのことがまだ好きなの？」恭子が聞くと、
「いや、正直旦那に全く気持ちはないよ。だけど、連絡してきた浮気相手が許せなくて。なんで私が身を引くみたいな感じで別れなくちゃいけないの？っていう気分かな。」そう順子さんは話しました。

やはり、私たちの想像通り、ゆきさんが不倫をばらしたことで順子さんのプライドを傷つけてしまったのです。
今は、勝之さんへの気持ちではなくゆきさんへの憎しみの気持ちで離婚を拒否している状況であることが分かりました。

忘れていた気持ち

順子さんに離婚したいと思わせるためには、「離婚したほうがいいんじゃない？」と直接言うことではありません。
自分がこだわっていることが本当はどうでもいいことなんだと思わせることにあります。
その為に、工作員の恭子は順子さんを２対２の飲み会に誘いました。最初は、飲み会なんてしばらく行ってないからと断わられましたが、息抜きも大事だよと誘うとしぶしぶ来ることになりました。
相手は30代前半の独身会社員です。（もちろん彼らもこちらで用意した工作員です。）
そこで、たわいもない話しをしながら盛り上がりました。

「こんな楽しかったの久しぶりだった。結婚してから初めてじゃないかな。」
という言葉を順子さんから引き出せました。

私たちの目的は、順子さんに恋をさせることではありません。自分を縛り付けている考え方を開放して、新たな価値観を発見できることが目的です。
恭子と一緒に過ごす内に、自分の本心を徐々に出せるようになってきました。
「私たち本当に男運ないよねぇ〜」
順子さをは紆余曲折ありながらも次第に勝之さんとのことを笑い話にできるようにまでなっていました。

吹っ切れた女性は強し

「私、離婚することにしたわ。」恭子が接触してから数ヶ月経った頃順子さんからそう告白されました。
恭子と会って自由に遊んだり話したりしたことで、いかに自分の気持ちを抑えつけて生きてきたかを実感したそうです。
まだ30代後半で元々は総合職としてバリバリ働いていた女性です。別れてもう一度自分の人生やりたいことをやろうと決意したそうです。
そして驚きだったことは、勝之さんにもゆきさんにも慰謝料を請求しないということでした。

「だって、慰謝料をもらうってことは旦那に養ってもらうみたいじゃない。それを辞めたくて別れるんだから完全に関係は断ち切りたいの。不倫相手なんて相手にしてる自分が馬鹿馬鹿しいし。」
そう言い切る順子さんの決意した目は強く揺るがない気持ちを表していました。
こうして、順子さんと勝之さんの離婚が成立しました。

新たな二人の旅立ち

「彼と一緒に住むことになりました。」
ゆきさんは離婚が成立した勝之さんから一緒に住もうと言われたそうです。
「最初に相談に来た時は、まさか彼と一緒に住める日が来るなんて思ってもいませんでした。本当にアクアさんが魔法を使ったんじゃないかっていう気持ちです。お世話になりました。」
ゆきさんは穏やかな口調でそうおっしゃいました。最初に相談に来られたころは焦りが全面に出てしまって私たちに伝えたい話もまとまっていませんでしたが、復縁カウンセラーと話す中で自分が何を変えなくてはいけないのか分かったようです。すごくすっきりとした綺麗な顔が印象的でした。

そして、１年経ったころ籍を入れたとゆきさんから報告をいただきました。

最後に

不倫は、自分と相手以外に別の人が絡んできます。だからこそ、トラブルが起こりやすいですし、事態もこんがらがりやすいです。
不倫の秘訣としては、”自分の想いを表に出しすぎないこと”です。
決して、自分の気持ちを隠さないといけないということではありません。そうではなく、しがらみが多くなるので気持ちの伝え方に細心の注意が必要だということです。

不倫をしている独身女性が、どうやって相手に想いを伝えたらいいか、自分の気持ちを主張したらいいかは後日別の記事にまとめたいと思います。

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