WORK1:探偵をやるなら探偵業届出証明書をもらえ
平成19年6月1日に「探偵業の業務適正化に関する法律」が施行された。
それ以前は「だれでも探偵になれる時代」だったのである。
言ったもん勝ちで、「俺探偵!」と言ったひとが探偵だったのだ。いまにしてみれば恐ろしい時代である。
そのころは名刺1枚作ってしまえば探偵を名乗れた。
当時は個人情報に関する規制もあってないようなもので、名前と生年月日さえわかれば、住所までは楽に特定できた。
探偵を使ってストーカーすることも容易だったのである。
いまでも、探偵を名乗るだけなら、名刺1枚あればいいが、探偵業務を行った瞬間、罰せられる。
無届で営業してしまうと、「6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金」という、ニュースやドラマでしか聞いたことがなかった単語にリアルで遭遇するハメになる。
ということで、WEB講座その1
「探偵をやるなら探偵業届出証明書をもらえ」
である。
これは警察に提出するもので、届け出ずに調査することは、マスコミ、フリージャーナリスト、士業の一部、著作者以外には認められていない。
だから、ジャーナリズムに関わっていたりすると、届け出がなくとも調査できる、ということである。
ただ、もちろん探偵ではないので、ふつうに探偵としてメシを食う意志があるのであれば、届け出をすることが第1歩なのである。
基本的には通るものではあるのだが、職務経歴書、履歴書も提出することになる。
ぶっちゃけ結構めんどくさいです。
いちおう、欠格事由(つまり、届け出ても許可しないよ、と事前に言われていること)が存在し、
暴力団員、暴力団を辞めてから5年以内
営業停止命令を受けたのち5年以内
禁錮刑を受けたのち5年以内
破産者で復権していない
などが主なもの。
ちなみに法人ではじめようとする場合、自分だけではなく、役員も対象になる。
まあ、基本的にはふつうの生活をしてきた場合は、そう難しいことではない。
とりあえず探偵業務を開始するならば、届け出をしよう。
ちなみにこんな書面がもらえる。
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